17日の中国本土市場概況:上海総合は続伸で3.5%上昇、ほぼ全面高
[15/07/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
17日の中国本土マーケットは大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比134.18ポイント(3.51%)高の3957.35ポイントと続伸した。上海A株指数は140.28ポイント(3.50%)高の4146.03ポイント。外貨建てB株相場も上昇する。上海B株指数が20.26ポイント(5.79%)高の370.16ポイント、深センB株指数が31.09ポイント(2.44%)高の1306.38ポイントで引けた。
買い戻しの動きが続く。官民を挙げた株価対策が意識される。「中国A株相場はすでに最悪期を脱した」との見方が相場を支えた。国営の中国証券金融公司(中国の証券金融会社、証券会社向けに信用取引の決済に必要な資金を提供)が大手証券21社に対し、総額2600億人民元の与信枠を配分したことも追い風だ。指数は徐々に上げ幅を広げ、引けにかけて一段高となっている。
幅広く買われる流れ。上海総合の構成銘柄は9割超が上昇し、ストップ高する銘柄が続出した。業種別では、インフラ関連株が高い。ゼネコンの中国中鉄(601390/SH)が6.2%、発電設備の上海電気集団(601727/SH)が6.5%ずつ値を上げた。軍事関連株も軒並み急伸。衛星通信機器メーカーの中国東方紅衛星(600118/SH)や、航空用エンジンメーカーの西安航空動力(600893/SH)など多くの銘柄が値幅制限いっぱいまで上昇した。不動産株や素材関連株、自動車株、運輸株、発電や水道の公益株なども物色されている。
【亜州IR】
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買い戻しの動きが続く。官民を挙げた株価対策が意識される。「中国A株相場はすでに最悪期を脱した」との見方が相場を支えた。国営の中国証券金融公司(中国の証券金融会社、証券会社向けに信用取引の決済に必要な資金を提供)が大手証券21社に対し、総額2600億人民元の与信枠を配分したことも追い風だ。指数は徐々に上げ幅を広げ、引けにかけて一段高となっている。
幅広く買われる流れ。上海総合の構成銘柄は9割超が上昇し、ストップ高する銘柄が続出した。業種別では、インフラ関連株が高い。ゼネコンの中国中鉄(601390/SH)が6.2%、発電設備の上海電気集団(601727/SH)が6.5%ずつ値を上げた。軍事関連株も軒並み急伸。衛星通信機器メーカーの中国東方紅衛星(600118/SH)や、航空用エンジンメーカーの西安航空動力(600893/SH)など多くの銘柄が値幅制限いっぱいまで上昇した。不動産株や素材関連株、自動車株、運輸株、発電や水道の公益株なども物色されている。
【亜州IR】
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