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概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は反落、NY原油先物の下落を受けて
[15/07/31]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 49897.40 -0.69％
30日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比347.74ポイント安（-0.69％）の49897.40で取引を終えた。50644.62まで上昇した後、49612.04まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは32、値下がりは33、変わらず1であった。
前日の取引終了後に、ブラジル中銀は、政策金利を0.50％引き上げて14.25％に決定したが、「インフレ抑制のために、金利は十分高くなった」との認識を示したことから、30日のブラジル株は買いが先行した。しかし、その後、NY原油先物が下落に転じたことを嫌気した石油ガス大手ペトロブラス(PETR3)の株安をきっかけに、ブラジル株に売りが広がる展開になったとの見方。
【ロシア】MICEX指数 1636.72 +0.89％
30日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比14.40ポイント高（+0.89％）の1636.72で取引を終了した。1620.25から1638.48まで上昇した。
ロシア中銀があす31日に開催される金融政策決定会合で、政策金利(現行11.50％)を0.50％引き下げると予想されており、ロシア経済の持ち直しにつながるとの期待から株高になった可能性。また、ロシア株式市場の取引時間内においては、ブレント原油先物が堅調だったことも、株価の下支えになったとみられる。
【インド】SENSEX指数 27705.35 +0.51％
30日のインドSENSEX指数は続伸。前日比141.92ポイント高（+0.51％）の27705.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.56％（46.75ポイント）高の8421.80で取引を終えた。
中盤に上値を追う展開を示したが、その後は上げ幅をやや縮小させた。前日の欧米市場が堅調だったことを受け、買いが先行。国内では、インフレ加速懸念の後退が利下げ期待を高めている。野村インターナショナルは最新リポートで、モンスーン（雨季）の進行状況について、不安定な見通しが発表されているものの、国際商品相場の下落を受けてインフレ加速リスクが低いとの見方を示した。15年度（16年3月まで1年間）のインフレ率について、5.0-5.5％になると予測した。
【中国本土】上海総合指数 3705.77 -2.20％
30日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比83.40ポイント（2.20％）安の3705.77ポイントと反落した（一時は1.46％高の3844.37ポイントまで上昇）。
戻り待ちの売りにおされる展開。上海総合指数は前日の終値を挟み上下に振れるなど、本日も不安定な値動きが続いた。政府系ファンドが買い支えを継続すると表明するなか、「相場の底打ち」期待が強まっている半面、足元の売買代金低迷や、新規株式投資家数の減少などがネガティブ材料となっている。株式口座の新規開設数（前週分）は39万口座にとどまり、前の週から26％減少した。
＜NH＞
30日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比347.74ポイント安（-0.69％）の49897.40で取引を終えた。50644.62まで上昇した後、49612.04まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは32、値下がりは33、変わらず1であった。
前日の取引終了後に、ブラジル中銀は、政策金利を0.50％引き上げて14.25％に決定したが、「インフレ抑制のために、金利は十分高くなった」との認識を示したことから、30日のブラジル株は買いが先行した。しかし、その後、NY原油先物が下落に転じたことを嫌気した石油ガス大手ペトロブラス(PETR3)の株安をきっかけに、ブラジル株に売りが広がる展開になったとの見方。
【ロシア】MICEX指数 1636.72 +0.89％
30日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比14.40ポイント高（+0.89％）の1636.72で取引を終了した。1620.25から1638.48まで上昇した。
ロシア中銀があす31日に開催される金融政策決定会合で、政策金利(現行11.50％)を0.50％引き下げると予想されており、ロシア経済の持ち直しにつながるとの期待から株高になった可能性。また、ロシア株式市場の取引時間内においては、ブレント原油先物が堅調だったことも、株価の下支えになったとみられる。
【インド】SENSEX指数 27705.35 +0.51％
30日のインドSENSEX指数は続伸。前日比141.92ポイント高（+0.51％）の27705.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.56％（46.75ポイント）高の8421.80で取引を終えた。
中盤に上値を追う展開を示したが、その後は上げ幅をやや縮小させた。前日の欧米市場が堅調だったことを受け、買いが先行。国内では、インフレ加速懸念の後退が利下げ期待を高めている。野村インターナショナルは最新リポートで、モンスーン（雨季）の進行状況について、不安定な見通しが発表されているものの、国際商品相場の下落を受けてインフレ加速リスクが低いとの見方を示した。15年度（16年3月まで1年間）のインフレ率について、5.0-5.5％になると予測した。
【中国本土】上海総合指数 3705.77 -2.20％
30日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比83.40ポイント（2.20％）安の3705.77ポイントと反落した（一時は1.46％高の3844.37ポイントまで上昇）。
戻り待ちの売りにおされる展開。上海総合指数は前日の終値を挟み上下に振れるなど、本日も不安定な値動きが続いた。政府系ファンドが買い支えを継続すると表明するなか、「相場の底打ち」期待が強まっている半面、足元の売買代金低迷や、新規株式投資家数の減少などがネガティブ材料となっている。株式口座の新規開設数（前週分）は39万口座にとどまり、前の週から26％減少した。
＜NH＞
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