概況からBRICsを知ろう〜上海総合指数は値上がり、運輸株の上げが目立つ
[15/08/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 50058.49 -0.16%
4日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比79.56ポイント安(-0.16%)の50058.49で取引を終えた。50574.01まで上昇した後、49826.74まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは33、値下がりは33であった。
この日発表のブラジルの6月鉱工業生産が、予想以上に下落幅を縮小したことが好感されたとみられ、株の買いが先行した。しかし、その後、銀行大手のイタウ・ウニバンコ(ITUB4)が、ローン延滞率の上昇や貸倒引当金の増加を発表したことから株安となり、それをきっかけにブラジル株も下落に転じたもよう。
【ロシア】MICEX指数 1674.46 +0.64%
4日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比10.72ポイント高(+0.64%)の1674.46で取引を終了した。1659.27から1676.57まで上昇した。
中国の上海総合指数の急反発や、米国の在庫統計での減少予想から、ブレント原油先物が50ドル台を回復したことが、ロシア株の反発につながった。この日発表されたロシアの7月消費者物価指数は、前年比+15.6%となったが(予想は+15.8%、6月が+15.3%)、特に反応はみられなかったもよう。
【インド】SENSEX指数 28071.93 -0.41%
4日のインドSENSEX指数は反落。前日比115.13ポイント安(-0.41%)の28071.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.31%(26.15ポイント)安の8516.90で取引を終えた。
高く寄り付いた後は売りに押され、欧州時間に入ると下げ幅を一段と拡大させた。利下げの先送りが圧迫材料。インド準備銀行(中央銀行、RBI) はこの日、市場予想通り主要金利であるレポレートを7.25%に据え置くと発表した。
【中国本土】上海総合指数 3756.55 +3.69%
4日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比133.64ポイント高(+3.69%)の3756.55ポイントと4日ぶり反発した。
業種別では、運輸株の上げが目立つ。空運の中国東方航空(600115/SH)と中国南方航空(600029/SH)、海運の中国遠洋HD(601919/SH)がそろってストップ高で引けた。ゼネコンや建機、素材、発電設備などインフラ関連株も買われる。軍事関連株も急伸。値幅制限いっぱいまで上昇する銘柄が相次いだ。不動産株や自動車株、ITハイテク関連株などもしっかり。朝方は弱含んでいた金融株も軒並み上昇した。
<NH>
4日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比79.56ポイント安(-0.16%)の50058.49で取引を終えた。50574.01まで上昇した後、49826.74まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは33、値下がりは33であった。
この日発表のブラジルの6月鉱工業生産が、予想以上に下落幅を縮小したことが好感されたとみられ、株の買いが先行した。しかし、その後、銀行大手のイタウ・ウニバンコ(ITUB4)が、ローン延滞率の上昇や貸倒引当金の増加を発表したことから株安となり、それをきっかけにブラジル株も下落に転じたもよう。
【ロシア】MICEX指数 1674.46 +0.64%
4日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比10.72ポイント高(+0.64%)の1674.46で取引を終了した。1659.27から1676.57まで上昇した。
中国の上海総合指数の急反発や、米国の在庫統計での減少予想から、ブレント原油先物が50ドル台を回復したことが、ロシア株の反発につながった。この日発表されたロシアの7月消費者物価指数は、前年比+15.6%となったが(予想は+15.8%、6月が+15.3%)、特に反応はみられなかったもよう。
【インド】SENSEX指数 28071.93 -0.41%
4日のインドSENSEX指数は反落。前日比115.13ポイント安(-0.41%)の28071.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.31%(26.15ポイント)安の8516.90で取引を終えた。
高く寄り付いた後は売りに押され、欧州時間に入ると下げ幅を一段と拡大させた。利下げの先送りが圧迫材料。インド準備銀行(中央銀行、RBI) はこの日、市場予想通り主要金利であるレポレートを7.25%に据え置くと発表した。
【中国本土】上海総合指数 3756.55 +3.69%
4日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比133.64ポイント高(+3.69%)の3756.55ポイントと4日ぶり反発した。
業種別では、運輸株の上げが目立つ。空運の中国東方航空(600115/SH)と中国南方航空(600029/SH)、海運の中国遠洋HD(601919/SH)がそろってストップ高で引けた。ゼネコンや建機、素材、発電設備などインフラ関連株も買われる。軍事関連株も急伸。値幅制限いっぱいまで上昇する銘柄が相次いだ。不動産株や自動車株、ITハイテク関連株などもしっかり。朝方は弱含んでいた金融株も軒並み上昇した。
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