概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は反落、欧州株下落を受け
[15/08/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 50011.32 -0.55%
6日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比275.95ポイント安(-0.55%)の50011.32で取引を終えた。50534.18から49623.61まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは15、値下がりは50、変わらず1であった。
レアル安が進んでいることで(対米ドルで3.56台まで下落)、ブラジルのインフレ悪化懸念から中銀が追加利上げに動く可能性があるとの警戒感が浮上、株安につながったとの見方。また、6日の上海総合指数が続落し、NY原油先物が一時44.20ドルまで下落、欧米株安となったことも、ブラジル株の売り圧力になった。
【ロシア】MICEX指数 1675.71 -1.03%
6日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比17.36ポイント安(-1.03%)安の1675.71で取引を終了した。1698.24から1670.60まで下落した。
6日の上海総合指数が続落したこと、ブレント原油先物が一時48.88ドルまで下落したこと、欧州株価が下落したことが、ロシア株の下押し圧力になった。また、ルーブル安が進んでいることで(対米ドルで64台まで下落)、海外からの投資資金が流出するとの懸念もロシア株を圧迫した可能性。
【インド】SENSEX指数 28298.013 +.27%
6日のインドSENSEX指数は続伸。前日比75.05ポイント高(+.27%75.05ポイント)の28298.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.70ポイント高(+0.24%)の8588.65で取引を終えた。
前半は弱含みの展開を示したが、後半に買い戻された。堅調な経済指標が支援材料。5日に発表された7月の日経インド・サービス業購買担当者指数(PMI)は50.8となり、前月の47.7を上回った。また、公共支出が拡大されるとの観測も建設関連の物色手掛かり。アルン・ジェートリー財務相は5日、公共投資を促進するため、予算見積もりを見直す方針を示した。なお、原油安の進行に伴う資源補助金の大幅縮小を受け、インフラ整備予算が大幅に拡大されると期待されている。
【中国本土】上海総合指数 3661.54 -0.89%
6日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比33.03ポイント安(-0.89%)の3661.54ポイントと続落した。
業種別では、インフラ関連の銘柄が安い。ゼネコンの中国中鉄(601390/SH)が4.5%下落する。先日の相場では、当局がインフラ整備を強化する方針を強調したことを受け、関連銘柄が軒並み急伸していた。発電や水道の公益株、不動産株、消費関連株などもさえない。不動産株に関しては、新たに導入される「不動産税」が政府の立法計画に盛り込まれたことが嫌気された。
<NH>
6日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比275.95ポイント安(-0.55%)の50011.32で取引を終えた。50534.18から49623.61まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは15、値下がりは50、変わらず1であった。
レアル安が進んでいることで(対米ドルで3.56台まで下落)、ブラジルのインフレ悪化懸念から中銀が追加利上げに動く可能性があるとの警戒感が浮上、株安につながったとの見方。また、6日の上海総合指数が続落し、NY原油先物が一時44.20ドルまで下落、欧米株安となったことも、ブラジル株の売り圧力になった。
【ロシア】MICEX指数 1675.71 -1.03%
6日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比17.36ポイント安(-1.03%)安の1675.71で取引を終了した。1698.24から1670.60まで下落した。
6日の上海総合指数が続落したこと、ブレント原油先物が一時48.88ドルまで下落したこと、欧州株価が下落したことが、ロシア株の下押し圧力になった。また、ルーブル安が進んでいることで(対米ドルで64台まで下落)、海外からの投資資金が流出するとの懸念もロシア株を圧迫した可能性。
【インド】SENSEX指数 28298.013 +.27%
6日のインドSENSEX指数は続伸。前日比75.05ポイント高(+.27%75.05ポイント)の28298.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.70ポイント高(+0.24%)の8588.65で取引を終えた。
前半は弱含みの展開を示したが、後半に買い戻された。堅調な経済指標が支援材料。5日に発表された7月の日経インド・サービス業購買担当者指数(PMI)は50.8となり、前月の47.7を上回った。また、公共支出が拡大されるとの観測も建設関連の物色手掛かり。アルン・ジェートリー財務相は5日、公共投資を促進するため、予算見積もりを見直す方針を示した。なお、原油安の進行に伴う資源補助金の大幅縮小を受け、インフラ整備予算が大幅に拡大されると期待されている。
【中国本土】上海総合指数 3661.54 -0.89%
6日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比33.03ポイント安(-0.89%)の3661.54ポイントと続落した。
業種別では、インフラ関連の銘柄が安い。ゼネコンの中国中鉄(601390/SH)が4.5%下落する。先日の相場では、当局がインフラ整備を強化する方針を強調したことを受け、関連銘柄が軒並み急伸していた。発電や水道の公益株、不動産株、消費関連株などもさえない。不動産株に関しては、新たに導入される「不動産税」が政府の立法計画に盛り込まれたことが嫌気された。
<NH>