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26日の中国本土市場概況:上海総合は1.3%安で5日続落、一時4.3%高から値を崩す

注目トピックス 外国株
26日の本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比37.68ポイント(1.27%)安の2927.29ポイントと5日続落した。年初来安値を連日で更新。約8カ月半ぶりの安値水準を切り下げた。上海A株指数は39.69ポイント(1.28%)安の3066.64ポイント。一方、外貨建てB株相場は反発する。上海B株指数が1.76ポイント(0.63%)高の279.08ポイント、深センB株指数が16.28ポイント(1.61%)高の1030.35ポイントで引けた。

引けにかけて再び売りが強まる流れ。全体として方向感を欠く展開となっている。人民銀(中央銀行)が昨夜、政策金利と預金準備率を引き下げると同時に公表したことが好感される半面、「金融緩和だけでは、実体経済を押し上げる効果は薄い」との見方も漂った。上海総合指数は上下に大きく振れる動きを続けている。日中の値幅は上が4.29%高、下が3.85%安だった。

業種別では、インフラ関連株の下げが目立つ。ゼネコンの中国中鉄(601390/SH)がストップ安、中国交通建設(601800/SH)が8.3%安、発電設備の上海電気集団(601727/SH)が8.6%安とそろって続落した。景気動向に敏感な資源・素材株も安い。海運株や発電株、不動産株なども売られた。

一方、金融緩和でメリットのある銀行株はしっかり。中国工商銀行(601398/SH)が4.1%高、中国銀行(601988/SH)が4.9%高で引けた。保険株や証券株、自動車株などもしっかり。

【亜州IR】




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