概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は続伸、銀行融資残高、前年比10%増加を好感
[15/08/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 46038.08 +3.35%
26日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1493.22ポイント高(+3.35%)の46038.08で取引を終えた。44540.18から46039.43まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは57、値下がりは8、変わらず1であった。
ブラジル中銀が26日発表した7月の銀行融資残高が、前年比で約10%増加したことが好感され、銀行株が上昇したこと。レアル安の進行を受けて、輸出関連企業が株高になったことなどが、指数の上昇をけん引したとの見方。また、中国や欧州の株下落にも、米国株が大幅高となったことも、ブラジル株の押し上げにつながった。
【ロシア】MICEX指数 1660.95 +0.17%
26日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比2.82ポイント高(+0.17%)の1660.95で取引を終了した。1633.46から1675.05まで上昇した。
26日の上海総合指数が1.3%安で引けたことで、欧州でも株安になったことが、ロシア株の売り圧力になったとみられる。一方、ルーブル安の進行で、輸出関連企業の収益拡大が見込めること。また、エジプト初の原発をロシアが建設する計画について、最終合意間近との観測などが、好感された可能性。
【インド】SENSEX指数 25714.66 -1.22%
26日のインドSENSEX指数は反落。前日比317.72ポイント安(-1.22%)の25714.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同88.85ポイント安(-1.13%)の7791.85で取引を終えた。
前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は利益確定売りに押された。中国本土市場の続落が警戒され、売り圧力は高まった。なお、中国人民銀行(中央銀行)はきのう25日の取引終了後、政策金利と預金準備率を引き下げると発表した。
【中国本土】上海総合指数 2927.29 -1.27%
26日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比37.68ポイント安(-1.27%)の2927.29ポイントと5日続落した。年初来安値を連日で更新。約8カ月半ぶりの安値水準を切り下げた。
業種別では、インフラ関連株の下げが目立つ。ゼネコンの中国中鉄(601390/SH)がストップ安、中国交通建設(601800/SH)が8.3%安、発電設備の上海電気集団(601727/SH)が8.6%安とそろって続落した。景気動向に敏感な資源・素材株も安い。海運株や発電株、不動産株なども売られた。
<NH>
26日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1493.22ポイント高(+3.35%)の46038.08で取引を終えた。44540.18から46039.43まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは57、値下がりは8、変わらず1であった。
ブラジル中銀が26日発表した7月の銀行融資残高が、前年比で約10%増加したことが好感され、銀行株が上昇したこと。レアル安の進行を受けて、輸出関連企業が株高になったことなどが、指数の上昇をけん引したとの見方。また、中国や欧州の株下落にも、米国株が大幅高となったことも、ブラジル株の押し上げにつながった。
【ロシア】MICEX指数 1660.95 +0.17%
26日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比2.82ポイント高(+0.17%)の1660.95で取引を終了した。1633.46から1675.05まで上昇した。
26日の上海総合指数が1.3%安で引けたことで、欧州でも株安になったことが、ロシア株の売り圧力になったとみられる。一方、ルーブル安の進行で、輸出関連企業の収益拡大が見込めること。また、エジプト初の原発をロシアが建設する計画について、最終合意間近との観測などが、好感された可能性。
【インド】SENSEX指数 25714.66 -1.22%
26日のインドSENSEX指数は反落。前日比317.72ポイント安(-1.22%)の25714.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同88.85ポイント安(-1.13%)の7791.85で取引を終えた。
前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は利益確定売りに押された。中国本土市場の続落が警戒され、売り圧力は高まった。なお、中国人民銀行(中央銀行)はきのう25日の取引終了後、政策金利と預金準備率を引き下げると発表した。
【中国本土】上海総合指数 2927.29 -1.27%
26日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比37.68ポイント安(-1.27%)の2927.29ポイントと5日続落した。年初来安値を連日で更新。約8カ月半ぶりの安値水準を切り下げた。
業種別では、インフラ関連株の下げが目立つ。ゼネコンの中国中鉄(601390/SH)がストップ安、中国交通建設(601800/SH)が8.3%安、発電設備の上海電気集団(601727/SH)が8.6%安とそろって続落した。景気動向に敏感な資源・素材株も安い。海運株や発電株、不動産株なども売られた。
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