概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は続伸、前日の米国市場上昇を受け
[15/10/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 47236.11 +0.16%
16日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比74.96ポイント高(+0.16%)の47236.11で取引を終えた。46516.85から一時47727.44まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは32、値下がりは32、変わらず0であった。
米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測の後退が、引き続き下支えになった。また、Y原油先物の反発も好感された。一方、ブラジル株式市場引け際に、「レビ財務相が本日辞表を提出する」との一部報道がみられ、財政再建の後退による格下げ懸念が強まり、上昇幅を急速に縮小した。通貨レアルも急落した。
【ロシア】MICEX指数 1717.00 -0.86%
16日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は、前日比14.91ポイント安(-0.86%)の1717.00で取引を終了した。1746.02から1715.01まで下落した。
前日まで3日続伸だったことから、週末で利益確定の売りが優勢になったとの見方。また、ロシア株式市場の取引終盤に、ブレント原油先物が急反落したことも売り材料になったもよう。なお、格付け会社S&Pは16日、ロシアの外貨建て長期債務格付けBB+(投資不適格)、見通しネガティブを据え置きとした。
【インド】SENSEX指数 27214.60 +0.76%
16日のインドSENSEX指数は続伸。前日比204.46ポイント高(+0.76%)の27214.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同58.65ポイント高(+0.72%)の8238.15で取引を終えた。
前半弱含みの展開を示したが、その後は買い戻された。年内の米利上げ観測の後退に加え、前日の米株式市場の上昇やこの日のアジアの主要な株式市場がしっかりとして値動きを示したことを受け、買いが継続した。
【中国本土】上海総合指数 3391.35 +1.60%
16日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比53.28ポイント高(+1.60%)の3391.35ポイントと続伸した。約2カ月ぶりの高値水準に達している。
前日の好地合いを継ぐ。第18期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の開催を26〜29日に控え、政策期待が強まっている。中国人民銀行(中央銀行)が15日に発表した金融統計も好感。今年9月の人民元建て新規融資が1兆500億人民元(約19兆6400億円)に達し、市場予想の9000億人民元を上回ったとことが安心感を誘った。前日に急伸した反動で一時マイナス圏に沈む場面が中盤にみられたものの、すぐに買い戻しが入り、引けにかけて再び買いの勢いが増している。
<NH>
16日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比74.96ポイント高(+0.16%)の47236.11で取引を終えた。46516.85から一時47727.44まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは32、値下がりは32、変わらず0であった。
米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測の後退が、引き続き下支えになった。また、Y原油先物の反発も好感された。一方、ブラジル株式市場引け際に、「レビ財務相が本日辞表を提出する」との一部報道がみられ、財政再建の後退による格下げ懸念が強まり、上昇幅を急速に縮小した。通貨レアルも急落した。
【ロシア】MICEX指数 1717.00 -0.86%
16日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は、前日比14.91ポイント安(-0.86%)の1717.00で取引を終了した。1746.02から1715.01まで下落した。
前日まで3日続伸だったことから、週末で利益確定の売りが優勢になったとの見方。また、ロシア株式市場の取引終盤に、ブレント原油先物が急反落したことも売り材料になったもよう。なお、格付け会社S&Pは16日、ロシアの外貨建て長期債務格付けBB+(投資不適格)、見通しネガティブを据え置きとした。
【インド】SENSEX指数 27214.60 +0.76%
16日のインドSENSEX指数は続伸。前日比204.46ポイント高(+0.76%)の27214.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同58.65ポイント高(+0.72%)の8238.15で取引を終えた。
前半弱含みの展開を示したが、その後は買い戻された。年内の米利上げ観測の後退に加え、前日の米株式市場の上昇やこの日のアジアの主要な株式市場がしっかりとして値動きを示したことを受け、買いが継続した。
【中国本土】上海総合指数 3391.35 +1.60%
16日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比53.28ポイント高(+1.60%)の3391.35ポイントと続伸した。約2カ月ぶりの高値水準に達している。
前日の好地合いを継ぐ。第18期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の開催を26〜29日に控え、政策期待が強まっている。中国人民銀行(中央銀行)が15日に発表した金融統計も好感。今年9月の人民元建て新規融資が1兆500億人民元(約19兆6400億円)に達し、市場予想の9000億人民元を上回ったとことが安心感を誘った。前日に急伸した反動で一時マイナス圏に沈む場面が中盤にみられたものの、すぐに買い戻しが入り、引けにかけて再び買いの勢いが増している。
<NH>