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3日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶりに反落、様子見ムードが広がる

注目トピックス 外国株

3日の香港市場は小幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比62.68ポイント(0.28%)安の22417.01ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が62.52ポイント(0.62%)安の9987.84ポイントと、そろって3日ぶりに反落した。売買代金は664億9100万香港ドルに細っている(2日は791億8900万香港ドル)。

外部環境の不透明感が重し。原油安を嫌気し、昨夜の米株が売られた流れを継いだ。欧米で金融政策に影響を与えるイベントが相次ぐことも(今夜は欧州中央銀行の理事会、4日は11月・米雇用統計の発表など)、投資家の様子見ムードを強めさせている。ハンセン指数は前日までの続伸で、累計2%超上昇していたため、いったん利益を確定する動きも出たようだ。

ハンセン指数の構成銘柄では、不動産デベロッパーの恒基兆業地産(:12/HK)が2.0%安、通信キャリア大手の中国聯通(762/HK)が1.7%安、石油・化学大手の中国石油化工(386/HK)が1.6%安と下げが目立った。

本土系の証券株も売られる。海通証券(6837/HK)が1.9%安、華泰証券(HTSC:6886/HK)が1.6%安、中信証券(6030/HK)が1.0%安で引けた。当局の証券規制で業績が落ち込むとする見方が業界関係者の間で広がっている。

インフラ関連のゼネコン株もさえない。中国交通建設(1800/HK)が3.3%安、中国中鉄(390/HK)と中国鉄建(1186/HK)がそろって1.9%安と値を下げた。

【亜州IR】



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