概況からBRICsを知ろう〜上海総合指数は値上がり、業種別で不動産株の上げが目立つ
[15/12/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 45261.48 +0.55%
17日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比245.64ポイント高(+0.55%)の45261.48で取引を終えた。45016.16から46251.30まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは36、値下がりは25、変わらず2であった。
この日発表のブラジルの11月失業率が予想外に低下したことを好感(予想8.0%に対して結果は7.5%、10月が7.9%)、小売関連などが株高となり、ボベスパ指数の上昇をけん引したもよう。また、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決定され、金融政策をめぐる不透明感が払しょくされたことや、イエレン米FRB議長が金融緩和の維持を表明し、米国経済の強さを強調したことも、ブラジル株の下支えになった。
【ロシア】MICEX指数 1780.97 +1.50%
17日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は、前日比26.26ポイント高(+1.50%)の1780.97で取引を終了した。1754.85から1786.11まで上昇した。
前日の取引終了後に米連邦公開市場委員会(FOMC)が0.25%利上げを決定したことで、金融政策をめぐる不透明感が払しょくされたとして欧州株高となっており、ロシア株も連れ高になったもよう。ロシア株式市場の取引時間内ではブレント原油先物も底堅い動きであった。また、プーチン大統領が年末会見で、経済危機の最悪期は過ぎた、との認識を示したことも好感か(トルコとの関係については、「改善見通しない」)。
【インド】SENSEX指数 25803.78 +1.21%
17日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比309.41ポイント高(+1.21%)の25803.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.45ポイント高(+1.21%)の7844.35で取引を終えた。
買いが先行した後はいったん利益確定売りに押されたが、後半に上げ幅を再び拡大させた。米国の金融政策の不透明感が払しょくされたことを受け、買いが先行。米連邦準備理事会(FRB)は17日未明、市場予想通り利上げを決定した。また、欧州市場が堅調な値動きを示したことも、買い安心感を与えた。国内では、冬季国会の開催に伴い、政策への期待から関連銘柄が引き続き物色された。
【中国本土】上海総合指数 3580.00 +1.81%
17日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比63.81ポイント高(+1.81%)の3580.00ポイントと続伸した。
業種別では、不動産株の上げが目立つ。大手の保利地産(600048/SH)が値幅制限いっぱいまで上昇した。ITハイテク関連株も急伸。「世界インターネット大会」が浙江省で16日に開幕し、習近平・国家主席が「『ネット強国』戦略を全力で実施する」と述べたことが思惑を呼んだ。消費関連株やバイオ医薬関連株、金融株なども買われている。昨夜の原油相場が上昇一服となったことを受け、原油安がメリットとなる空運株や紙・パルプ株なども物色された
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17日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比245.64ポイント高(+0.55%)の45261.48で取引を終えた。45016.16から46251.30まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは36、値下がりは25、変わらず2であった。
この日発表のブラジルの11月失業率が予想外に低下したことを好感(予想8.0%に対して結果は7.5%、10月が7.9%)、小売関連などが株高となり、ボベスパ指数の上昇をけん引したもよう。また、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決定され、金融政策をめぐる不透明感が払しょくされたことや、イエレン米FRB議長が金融緩和の維持を表明し、米国経済の強さを強調したことも、ブラジル株の下支えになった。
【ロシア】MICEX指数 1780.97 +1.50%
17日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は、前日比26.26ポイント高(+1.50%)の1780.97で取引を終了した。1754.85から1786.11まで上昇した。
前日の取引終了後に米連邦公開市場委員会(FOMC)が0.25%利上げを決定したことで、金融政策をめぐる不透明感が払しょくされたとして欧州株高となっており、ロシア株も連れ高になったもよう。ロシア株式市場の取引時間内ではブレント原油先物も底堅い動きであった。また、プーチン大統領が年末会見で、経済危機の最悪期は過ぎた、との認識を示したことも好感か(トルコとの関係については、「改善見通しない」)。
【インド】SENSEX指数 25803.78 +1.21%
17日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比309.41ポイント高(+1.21%)の25803.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.45ポイント高(+1.21%)の7844.35で取引を終えた。
買いが先行した後はいったん利益確定売りに押されたが、後半に上げ幅を再び拡大させた。米国の金融政策の不透明感が払しょくされたことを受け、買いが先行。米連邦準備理事会(FRB)は17日未明、市場予想通り利上げを決定した。また、欧州市場が堅調な値動きを示したことも、買い安心感を与えた。国内では、冬季国会の開催に伴い、政策への期待から関連銘柄が引き続き物色された。
【中国本土】上海総合指数 3580.00 +1.81%
17日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比63.81ポイント高(+1.81%)の3580.00ポイントと続伸した。
業種別では、不動産株の上げが目立つ。大手の保利地産(600048/SH)が値幅制限いっぱいまで上昇した。ITハイテク関連株も急伸。「世界インターネット大会」が浙江省で16日に開幕し、習近平・国家主席が「『ネット強国』戦略を全力で実施する」と述べたことが思惑を呼んだ。消費関連株やバイオ医薬関連株、金融株なども買われている。昨夜の原油相場が上昇一服となったことを受け、原油安がメリットとなる空運株や紙・パルプ株なども物色された
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