概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は反発、欧州株が銀行など株高にけん引され上昇、ロシア株も買いが盛り返す
[16/02/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 41887.90 -0.47%
25日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比196.66ポイント安(-0.47%)の41887.90で取引を終えた。42326.63から41441.70まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは34、値下がりは27、変わらず0であった。
中国の上海総合指数が急落したことで、鉱物資源への需要が後退すると懸念がブラジル株の強い売り圧力になったとみられる。また、ブラジル企業の四半期決算の発表では、低調との事前予想をさらに下回り悪化したものが多く、失望売りが相次いだこともボベスパ指数を圧迫したもよう。
【ロシア】MICEX指数 1803.89 +0.37%
25日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比6.62ポイント高(+0.37%)の1803.89で取引を終了した。1777.70まで下落した後、1819.19まで上昇した。
ブレント原油先物が反落したことで、ロシア株は売りも先行。しかし、欧州株が、銀行や保険などの株高にけん引されて上昇したことから、ロシア株も買いが徐々に盛り返す展開になったもよう。ロシアのノバク・エネルギー相が、「石油輸出国機構(OPEC)の加盟国と非加盟国の石油担当相が3月中旬に会合を計画している」と述べた。
【インド】SENSEX指数 22976.00 -0.49%
25日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比112.93ポイント安(-0.49%)の22976.00、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同48.10ポイント安(-0.69%)の6970.60で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をやや拡大させた。中国本土市場が急落したことを受け、リスク回避の姿勢がやや強まった。国内では、政府予算が近く発表されるため、慎重ムードが継続した。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の上値を押さえた。
【中国本土】上海総合指数 2741.25 -6.41%
25日の上海総合指数は大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は前日比187.65ポイント安(-6.41%)の2741.25ポイントと急反落した。
下げ幅を徐々に広げる展開。人民元のじり安基調や、景気先行きの不透明感が嫌気された。中国人民銀行(中央銀行)が連日でリバースレポを通じた資金供給を実施したが、期日到来分との差し引きで今週は現時点で8500億人民元が市場から吸収されることもネガティブ。資金ひっ迫懸念が再燃するなか、上海銀行間取引金利(SHIBOR)も急上昇し、指数は引けにかけて一段安となった。
<CS>
25日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比196.66ポイント安(-0.47%)の41887.90で取引を終えた。42326.63から41441.70まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは34、値下がりは27、変わらず0であった。
中国の上海総合指数が急落したことで、鉱物資源への需要が後退すると懸念がブラジル株の強い売り圧力になったとみられる。また、ブラジル企業の四半期決算の発表では、低調との事前予想をさらに下回り悪化したものが多く、失望売りが相次いだこともボベスパ指数を圧迫したもよう。
【ロシア】MICEX指数 1803.89 +0.37%
25日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比6.62ポイント高(+0.37%)の1803.89で取引を終了した。1777.70まで下落した後、1819.19まで上昇した。
ブレント原油先物が反落したことで、ロシア株は売りも先行。しかし、欧州株が、銀行や保険などの株高にけん引されて上昇したことから、ロシア株も買いが徐々に盛り返す展開になったもよう。ロシアのノバク・エネルギー相が、「石油輸出国機構(OPEC)の加盟国と非加盟国の石油担当相が3月中旬に会合を計画している」と述べた。
【インド】SENSEX指数 22976.00 -0.49%
25日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比112.93ポイント安(-0.49%)の22976.00、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同48.10ポイント安(-0.69%)の6970.60で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をやや拡大させた。中国本土市場が急落したことを受け、リスク回避の姿勢がやや強まった。国内では、政府予算が近く発表されるため、慎重ムードが継続した。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の上値を押さえた。
【中国本土】上海総合指数 2741.25 -6.41%
25日の上海総合指数は大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は前日比187.65ポイント安(-6.41%)の2741.25ポイントと急反落した。
下げ幅を徐々に広げる展開。人民元のじり安基調や、景気先行きの不透明感が嫌気された。中国人民銀行(中央銀行)が連日でリバースレポを通じた資金供給を実施したが、期日到来分との差し引きで今週は現時点で8500億人民元が市場から吸収されることもネガティブ。資金ひっ迫懸念が再燃するなか、上海銀行間取引金利(SHIBOR)も急上昇し、指数は引けにかけて一段安となった。
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