12日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅安、証券株などが売られる
[16/04/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
12日の中国本土マーケットは小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比10.31ポイント(0.34%)安の3023.65ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、10.83ポイント(0.34%)安の3164.25ポイントで引けた。外貨建てB株相場も弱含む。上海B株指数は0.07ポイント(0.02%)安の376.47ポイント、深センB株指数は3.75ポイント(0.33%)安の1136.06ポイントで終了した。
全体として上値の重い流れ。明日以降も3月経済指標の発表が続くため(13日に貿易統計、15日に鉱工業生産や小売売上高、第1四半期GDP、15日までに金融統計など)、結果を見極めたいとするスタンスが強まった。11日は物価統計の改善を受けて大きく上昇したものの、買いの勢いは続いていない。利益確定の動きが目立った。
業種別では、前日に上げの目立った証券株がさえない。東方証券(600958/SH)が1.8%下落した。ITハイテク関連株やバイオ医薬関連株、インフラ関連株、発電株、不動産株なども安い。
半面、鉄鋼株と石炭株は急伸。武漢鋼鉄(600005/SH)が2.6%高、中国神華能源(601088/SH)が3.7%高と買い進まれた。「安徽省や河北省など8省が鉄鋼・石炭産業の生産能力削減案を国務院の関係部局に提出した」と報じられたことが手がかり。生産過剰問題が進展すると期待された。
【亜州IR】
<FA>
全体として上値の重い流れ。明日以降も3月経済指標の発表が続くため(13日に貿易統計、15日に鉱工業生産や小売売上高、第1四半期GDP、15日までに金融統計など)、結果を見極めたいとするスタンスが強まった。11日は物価統計の改善を受けて大きく上昇したものの、買いの勢いは続いていない。利益確定の動きが目立った。
業種別では、前日に上げの目立った証券株がさえない。東方証券(600958/SH)が1.8%下落した。ITハイテク関連株やバイオ医薬関連株、インフラ関連株、発電株、不動産株なども安い。
半面、鉄鋼株と石炭株は急伸。武漢鋼鉄(600005/SH)が2.6%高、中国神華能源(601088/SH)が3.7%高と買い進まれた。「安徽省や河北省など8省が鉄鋼・石炭産業の生産能力削減案を国務院の関係部局に提出した」と報じられたことが手がかり。生産過剰問題が進展すると期待された。
【亜州IR】
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