13日の中国本土市場概況:上海総合1.4%高と反発、輸出改善を好感
[16/04/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
13日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比42.99ポイント(1.42%)高の3066.64ポイントと反発した。約3カ月ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数も上昇し、45.06ポイント(1.42%)高の3209.32ポイントで引けた。外貨建てB株相場も反発。上海B株指数は3.32ポイント(0.88%)高の379.80ポイント、深センB株指数は12.85ポイント(1.13%)高の1148.91ポイントで終了した。
国内景気に対する過度な警戒感が後退。週初めに発表された物価統計に続き、取引時間中に公表された3月の貿易統計でも改善傾向が顕著にみられたことがポジティブ材料だ。統計の内容は、輸出が18.7%増の1兆500億人民元と事前予想(14.9%増)を超えている。輸入も1.7%減の8555億人民元と予想(4.8%減)ほど落ち込んでいなかった。中小型株を好むとされる個人投資家のセンチメントも上向く。ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数が2.89%高と反発した。
業種別では、景気動向に敏感な資源・素材株の上げが目立つ。非鉄の江西銅業(600362/SH)が8.4%高、鉄鋼の馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が3.1%高、建材の安徽海螺セメント(600585/SH)が2.7%高で引けた。非鉄株については、昨夜の金属市況高が追い風。原油相場の大幅続伸を材料に、石油や石炭のエネルギー株も急伸した。株高がメリットになる保険株と証券株も高い。インフラン関連株や不動産株、自動車株、銀行株、消費関連株も値を上げた。
【亜州IR】
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国内景気に対する過度な警戒感が後退。週初めに発表された物価統計に続き、取引時間中に公表された3月の貿易統計でも改善傾向が顕著にみられたことがポジティブ材料だ。統計の内容は、輸出が18.7%増の1兆500億人民元と事前予想(14.9%増)を超えている。輸入も1.7%減の8555億人民元と予想(4.8%減)ほど落ち込んでいなかった。中小型株を好むとされる個人投資家のセンチメントも上向く。ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数が2.89%高と反発した。
業種別では、景気動向に敏感な資源・素材株の上げが目立つ。非鉄の江西銅業(600362/SH)が8.4%高、鉄鋼の馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が3.1%高、建材の安徽海螺セメント(600585/SH)が2.7%高で引けた。非鉄株については、昨夜の金属市況高が追い風。原油相場の大幅続伸を材料に、石油や石炭のエネルギー株も急伸した。株高がメリットになる保険株と証券株も高い。インフラン関連株や不動産株、自動車株、銀行株、消費関連株も値を上げた。
【亜州IR】
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