概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は反落、重大イベント前に持ち高調整の売りが優勢になったもよう
[16/05/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 52764.46 -0.58%
11日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比306.45ポイント安(-0.58%)の52764.46で取引を終えた。53976.29から52735.95まで下落した。
重大イベント前に持ち高調整の売りが優勢になったもよう。ブラジル議会上院で11日、大統領弾劾法廷の設置に関する採決を行う本会議が、現地時間午前9時からスタート。討論や議員たちのスピーチ(一人15分以内)などを経て、同午後7時頃から投票になるもようだが、過半数の賛成(定数81の41以上)が見込まれ、ルセフ大統領の180日間職務停止が決まる可能性が高い状況。
【ロシア】MICEX指数 1909.05 +1.26%
11日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比23.71ポイント高(+1.26%)の1909.05で取引を終了した。1885.67から1916.34まで上昇した。
米国の国内原油在庫が予想外かつ大幅な減少になったことを受けて、ブレント原油先物が44ドル台から47ドル台まで急上昇し、ロシア株を押し上げた。ロシアのノバク・エネルギー相は、サウジアラビアのファリハ新石油相と連絡を維持する意向を示した。
【インド】SENSEX指数 25597.02 -0.68%
11日のインドSENSEX指数は反落。前日比175.51ポイント安(-0.68%)の25597.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同38.95ポイント安(-0.49%)の7848.85で取引を終えた。
おおむねマイナス圏で推移し、後半に下げ幅を再び拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、欧州市場が売りで先行していることもインド株の売り圧力を強めた。ほかに、あす12日に3月の鉱工業生産などが発表されるため、慎重ムードが強い。
【中国本土】上海総合指数 2837.04 +0.16%
11日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.45ポイント高(+0.16%)の2837.04ポイントと続伸した。
過度な景気減速懸念が後退する。社会科学院が10日、今年のGDP成長率を「6.6〜6.8%」との予測を示したことなどがプラスだ。政府が今年3月に発表した2016年成長目標(6.5〜7.0%)の範囲内に収まっている。ただ、指数は朝方マイナス圏に沈む場面がみられた。追加金融緩和の期待感が後退。共産党系機関紙の人民日報が9日、金融緩和の拡大によって経済成長を加速させようという“幻想”は完全に放棄すべき??と報じたことが改めて意識された。
<CS>
11日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比306.45ポイント安(-0.58%)の52764.46で取引を終えた。53976.29から52735.95まで下落した。
重大イベント前に持ち高調整の売りが優勢になったもよう。ブラジル議会上院で11日、大統領弾劾法廷の設置に関する採決を行う本会議が、現地時間午前9時からスタート。討論や議員たちのスピーチ(一人15分以内)などを経て、同午後7時頃から投票になるもようだが、過半数の賛成(定数81の41以上)が見込まれ、ルセフ大統領の180日間職務停止が決まる可能性が高い状況。
【ロシア】MICEX指数 1909.05 +1.26%
11日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比23.71ポイント高(+1.26%)の1909.05で取引を終了した。1885.67から1916.34まで上昇した。
米国の国内原油在庫が予想外かつ大幅な減少になったことを受けて、ブレント原油先物が44ドル台から47ドル台まで急上昇し、ロシア株を押し上げた。ロシアのノバク・エネルギー相は、サウジアラビアのファリハ新石油相と連絡を維持する意向を示した。
【インド】SENSEX指数 25597.02 -0.68%
11日のインドSENSEX指数は反落。前日比175.51ポイント安(-0.68%)の25597.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同38.95ポイント安(-0.49%)の7848.85で取引を終えた。
おおむねマイナス圏で推移し、後半に下げ幅を再び拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、欧州市場が売りで先行していることもインド株の売り圧力を強めた。ほかに、あす12日に3月の鉱工業生産などが発表されるため、慎重ムードが強い。
【中国本土】上海総合指数 2837.04 +0.16%
11日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.45ポイント高(+0.16%)の2837.04ポイントと続伸した。
過度な景気減速懸念が後退する。社会科学院が10日、今年のGDP成長率を「6.6〜6.8%」との予測を示したことなどがプラスだ。政府が今年3月に発表した2016年成長目標(6.5〜7.0%)の範囲内に収まっている。ただ、指数は朝方マイナス圏に沈む場面がみられた。追加金融緩和の期待感が後退。共産党系機関紙の人民日報が9日、金融緩和の拡大によって経済成長を加速させようという“幻想”は完全に放棄すべき??と報じたことが改めて意識された。
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