概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は反落、弱い経済指標も景気の先行き不安を強めた
[16/05/16]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 51804.31 -2.70%
13日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1437.01ポイント安(-2.70%)の51804.31で取引を終えた。53249.73から51365.57まで下落した。
ブラジルの新(暫定)政権が打ち出す経済政策を見極めたいとのムードが広がったとみられ、利益確定などの売りが優勢になったもよう。メイレレス財務相が、一時的に増税を検討する可能性を示唆したとのこと。なお、この日発表のブラジルの3月経済活動指数(GDPの先行指標)は、前月比0.36%低下し、15カ月連続のマイナスとなった。
【ロシア】MICEX指数 1907.19 -0.28%
13日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比5.29ポイント安(-0.28%)の1907.19で取引を終了した。1881.41から1907.19まで上昇し、高値引けとなった。
この日の欧州主要株式市場が軒並み反発したこと。また、ロシア株式市場の取引終了時刻にかけて、ブレント原油先物が下落幅を縮小したことも好感され、ロシア株の反発につながったとの見方。そうしたなか、ロシアのプーチン大統領は、米軍(NATO)のミサイル防衛(MD)の欧州配備(ルーマニアで開始)をめぐり、対抗措置を示唆した。
【インド】SENSEX指数 25489.57 -1.17%
13日のインドSENSEX指数は反落。前日比300.65ポイント安(-1.17%)の25489.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同85.50ポイント安(-1.08%)の7814.90で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。追加の利下げ期待の後退が圧迫材料。4月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年同月比)は前月の4.83%から5.39%まで加速した。また、弱い経済指標も景気の先行き不安を強めた。発表された3月の鉱工業生産は前年同月比で0.1%の上昇にとどまり、前月の増加率2%を大幅に下回った。
【中国本土】上海総合指数 2827.11 -0.31%
13日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.75ポイント安(-0.31%)の2827.11ポイントと続落した。約2カ月ぶりの安値に低迷する。
国内景気の先行き不安がくすぶる。張高麗・副首相が11日、「将来的に大規模な景気刺激策を打ち出すことはない」と強調したことがネガティブ材料だ。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給減も重し。リバースレポを通じて人民銀は13日、市中に300億人民元の資金を供給。この週は累計2500億人民元の資金を供給したが、期日到来で吸収される資金が累計3600億人民元あったため、差し引きで1100億人民元の資金吸収超となった。週間の吸収超過は3週連続となっている。今年4月の各種経済指標の一部があす以降、まとめて公表されることも気がかり材料として意識された(14日に鉱工業生産や小売売上高など。15日までに金融統計)。深セン・香港株「相互乗り入れ」解禁が近く発表される??との期待などで買われる場面がみられたものの、結局、安く引けている。
<CS>
13日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1437.01ポイント安(-2.70%)の51804.31で取引を終えた。53249.73から51365.57まで下落した。
ブラジルの新(暫定)政権が打ち出す経済政策を見極めたいとのムードが広がったとみられ、利益確定などの売りが優勢になったもよう。メイレレス財務相が、一時的に増税を検討する可能性を示唆したとのこと。なお、この日発表のブラジルの3月経済活動指数(GDPの先行指標)は、前月比0.36%低下し、15カ月連続のマイナスとなった。
【ロシア】MICEX指数 1907.19 -0.28%
13日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比5.29ポイント安(-0.28%)の1907.19で取引を終了した。1881.41から1907.19まで上昇し、高値引けとなった。
この日の欧州主要株式市場が軒並み反発したこと。また、ロシア株式市場の取引終了時刻にかけて、ブレント原油先物が下落幅を縮小したことも好感され、ロシア株の反発につながったとの見方。そうしたなか、ロシアのプーチン大統領は、米軍(NATO)のミサイル防衛(MD)の欧州配備(ルーマニアで開始)をめぐり、対抗措置を示唆した。
【インド】SENSEX指数 25489.57 -1.17%
13日のインドSENSEX指数は反落。前日比300.65ポイント安(-1.17%)の25489.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同85.50ポイント安(-1.08%)の7814.90で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。追加の利下げ期待の後退が圧迫材料。4月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年同月比)は前月の4.83%から5.39%まで加速した。また、弱い経済指標も景気の先行き不安を強めた。発表された3月の鉱工業生産は前年同月比で0.1%の上昇にとどまり、前月の増加率2%を大幅に下回った。
【中国本土】上海総合指数 2827.11 -0.31%
13日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.75ポイント安(-0.31%)の2827.11ポイントと続落した。約2カ月ぶりの安値に低迷する。
国内景気の先行き不安がくすぶる。張高麗・副首相が11日、「将来的に大規模な景気刺激策を打ち出すことはない」と強調したことがネガティブ材料だ。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給減も重し。リバースレポを通じて人民銀は13日、市中に300億人民元の資金を供給。この週は累計2500億人民元の資金を供給したが、期日到来で吸収される資金が累計3600億人民元あったため、差し引きで1100億人民元の資金吸収超となった。週間の吸収超過は3週連続となっている。今年4月の各種経済指標の一部があす以降、まとめて公表されることも気がかり材料として意識された(14日に鉱工業生産や小売売上高など。15日までに金融統計)。深セン・香港株「相互乗り入れ」解禁が近く発表される??との期待などで買われる場面がみられたものの、結局、安く引けている。
<CS>










SEO関連




