概況からBRICsを知ろう〜上海総合指数は値上がり、資金流入の期待が支え
[16/05/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 51802.92 -0.003%
16日のブラジル株式市場は続落、ほぼ横ばい。主要指標のボベスパ指数は前日比1.39ポイント安(-0.003%)の51802.92で取引を終えた。51584.52から52305.46で推移した。
原油や金属価格の上昇がブラジル株の下支えになった。一方、ブラジル中央銀行が発表した週次エコノミスト調査で、2016年の経済成長率見通しが-3.88%となり(前回-3.86%)、再び悪化したことがブラジル株の重しになった。市場は、テメル暫定政権の経済チームメンバー発表待ちとなっているもよう。
【ロシア】MICEX指数 1907.19 -0.28%
16日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比8.14ポイント高(+0.43%)の1915.33で取引を終了した。1909.18から1939.22まで上昇した。
ブレント原油先物が49ドル台まで急上昇したことや(前週末47.83ドル)、ロシア企業の1-3月期決算が好調だったことが株高につながった。また、この日発表のロシアの1-3月期GDPが予想以上に下落幅を縮小したこと、日本とロシアが経済関係の発展で一致したことなども好感されたとみられる。
【インド】SENSEX指数 25653.23 +0.64%
16日のインドSENSEX指数は反発。前日比163.66ポイント高(+0.64%)の25653.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.85ポイント高(+0.59%)の7860.75で取引を終えた。
前半は軟調な展開を示したが、後半はプラス圏を回復した。欧州時間に入ると欧州市場が堅調な値動きを示したことが好感され、インド株にも買い戻しが広がった。また、発表された4月の卸売物価指数(WPI)が前月比で+0.34%となり、前月の-0.85%から加速したことも景気先行き不安をやや緩和させた。
【中国本土】上海総合指数 2983.53 +0.84%
週明け16日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比23.75ポイント高(+0.84%)の2850.86ポイントと3日ぶりに反発した。
資金流入の期待が支え。深セン・香港株の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)について、早ければ9月に解禁されるとの観測が支援材料だ。QFII(適格海外機関投資家)関連の口座開設が進んでいることも追い風。中国証券登記結算公司の最新データによると、QFII関連のA株取引口座は、4月まで52カ月連続で新規口座が開設されている。週末公表された経済指標の多くが弱い内容だったことを嫌気して朝方は売られたものの、中盤から買いの勢いが強まった。市場では、景気指標の下振れは織り込み済み??との見方が広がっている。
<CS>
16日のブラジル株式市場は続落、ほぼ横ばい。主要指標のボベスパ指数は前日比1.39ポイント安(-0.003%)の51802.92で取引を終えた。51584.52から52305.46で推移した。
原油や金属価格の上昇がブラジル株の下支えになった。一方、ブラジル中央銀行が発表した週次エコノミスト調査で、2016年の経済成長率見通しが-3.88%となり(前回-3.86%)、再び悪化したことがブラジル株の重しになった。市場は、テメル暫定政権の経済チームメンバー発表待ちとなっているもよう。
【ロシア】MICEX指数 1907.19 -0.28%
16日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比8.14ポイント高(+0.43%)の1915.33で取引を終了した。1909.18から1939.22まで上昇した。
ブレント原油先物が49ドル台まで急上昇したことや(前週末47.83ドル)、ロシア企業の1-3月期決算が好調だったことが株高につながった。また、この日発表のロシアの1-3月期GDPが予想以上に下落幅を縮小したこと、日本とロシアが経済関係の発展で一致したことなども好感されたとみられる。
【インド】SENSEX指数 25653.23 +0.64%
16日のインドSENSEX指数は反発。前日比163.66ポイント高(+0.64%)の25653.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.85ポイント高(+0.59%)の7860.75で取引を終えた。
前半は軟調な展開を示したが、後半はプラス圏を回復した。欧州時間に入ると欧州市場が堅調な値動きを示したことが好感され、インド株にも買い戻しが広がった。また、発表された4月の卸売物価指数(WPI)が前月比で+0.34%となり、前月の-0.85%から加速したことも景気先行き不安をやや緩和させた。
【中国本土】上海総合指数 2983.53 +0.84%
週明け16日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比23.75ポイント高(+0.84%)の2850.86ポイントと3日ぶりに反発した。
資金流入の期待が支え。深セン・香港株の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)について、早ければ9月に解禁されるとの観測が支援材料だ。QFII(適格海外機関投資家)関連の口座開設が進んでいることも追い風。中国証券登記結算公司の最新データによると、QFII関連のA株取引口座は、4月まで52カ月連続で新規口座が開設されている。週末公表された経済指標の多くが弱い内容だったことを嫌気して朝方は売られたものの、中盤から買いの勢いが強まった。市場では、景気指標の下振れは織り込み済み??との見方が広がっている。
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