概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は小幅続落、英国のEU離脱是非を問う国民投票を控え神経質な展開が続いた
[16/06/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 50837.80 +1.01%
22日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比681.50ポイント安(-1.34%)の50156.30で取引を終えた。51238.57まで上昇した後、一時50060.39まで下落した。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、通貨レアル高に伴う輸出銘柄の下落も指数の足かせに。製紙大手フィブリア・セルロース(FIBR3)、畜産大手JBS(JBSS3)などが下落し、指数の下げを主導した。外部環境では、原油価格の下落が資源銘柄の売り材料。さらに、英国のEU離脱是非を問う英国国民投票を前に、積極的な買いが手控えられた。
【ロシア】MICEX指数 1904.02 -0.38%
22日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は、前日比7.32ポイント安(-0.38%)の1896.70で取引を終了した。1912.75まで上昇した後、いったん1892.16まで下落した。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、通貨ルーブルが対米ドルで下落したことも外資の流出懸念をやや強めた。外部環境では、ブレント原油先物が下落したことが圧迫材料。米原油在庫が予想ほど減少しなかったことが売り手掛かりとなったもようだ。また、英国の欧州連合(EU)離脱是非を問う国民投票を控え、神経質な展開も続いた。
【インド】SENSEX指数 26765.65 -0.18%
22日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比47.13ポイント安(-0.18%)の26765.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同16.20ポイント安(-0.20%)の8203.70で取引を終えた。
朝方はプラス圏を回復する場面があったが、その後は再び売りに押された。英国の欧州連合(EU)離脱是非を問う国民投票が23日に控え、神経質な展開が続いた。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まっている。
【中国本土】上海総合指数 2905.55 +0.94%
22日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比26.99ポイント高(+0.94%)の2905.55ポイントと反発した。約2週ぶりに節目の2900ポイント台を回復して終えている。
中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスを好感。人民銀は22日、リバースリポを通じて1500億人民元を市中に供給した。3日連続で1000億人民元以上の資金を供給しており、今週はすでに、期日到来分(3200億人民元)との差し引きで1100億人民元の供給超となっている。先週も週間で、1750億人民元の供給超だった。ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数も大きく上昇し(前日比2.52%高で終了)、中小型株を好む個人投資家のセンチメントを上向かせている。各指数は引けにかけて上げ幅を広げた。
<CS>
22日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比681.50ポイント安(-1.34%)の50156.30で取引を終えた。51238.57まで上昇した後、一時50060.39まで下落した。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、通貨レアル高に伴う輸出銘柄の下落も指数の足かせに。製紙大手フィブリア・セルロース(FIBR3)、畜産大手JBS(JBSS3)などが下落し、指数の下げを主導した。外部環境では、原油価格の下落が資源銘柄の売り材料。さらに、英国のEU離脱是非を問う英国国民投票を前に、積極的な買いが手控えられた。
【ロシア】MICEX指数 1904.02 -0.38%
22日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は、前日比7.32ポイント安(-0.38%)の1896.70で取引を終了した。1912.75まで上昇した後、いったん1892.16まで下落した。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、通貨ルーブルが対米ドルで下落したことも外資の流出懸念をやや強めた。外部環境では、ブレント原油先物が下落したことが圧迫材料。米原油在庫が予想ほど減少しなかったことが売り手掛かりとなったもようだ。また、英国の欧州連合(EU)離脱是非を問う国民投票を控え、神経質な展開も続いた。
【インド】SENSEX指数 26765.65 -0.18%
22日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比47.13ポイント安(-0.18%)の26765.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同16.20ポイント安(-0.20%)の8203.70で取引を終えた。
朝方はプラス圏を回復する場面があったが、その後は再び売りに押された。英国の欧州連合(EU)離脱是非を問う国民投票が23日に控え、神経質な展開が続いた。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まっている。
【中国本土】上海総合指数 2905.55 +0.94%
22日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比26.99ポイント高(+0.94%)の2905.55ポイントと反発した。約2週ぶりに節目の2900ポイント台を回復して終えている。
中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスを好感。人民銀は22日、リバースリポを通じて1500億人民元を市中に供給した。3日連続で1000億人民元以上の資金を供給しており、今週はすでに、期日到来分(3200億人民元)との差し引きで1100億人民元の供給超となっている。先週も週間で、1750億人民元の供給超だった。ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数も大きく上昇し(前日比2.52%高で終了)、中小型株を好む個人投資家のセンチメントを上向かせている。各指数は引けにかけて上げ幅を広げた。
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