20日の香港市場概況:ハンセン1.0%高と反発、発電株の上げ目立つ
[16/07/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
20日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比209.28ポイント(+0.97%)高の21882.48ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が34.32ポイント(+0.38%)高の9023.11ポイントとそろって反発した。売買代金は585億2800万香港ドル(19日は549億5400万香港ドル)。
海外動向の改善が支え。米景気の先行きが楽観されるなか、昨夜のNYダウは6日連続で史上最高値を更新した。欧州中央銀行(ECB)理事会が21日に開催されることに加え、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が23〜24日に成都市で開かれることもポジティブ。各国の景気対策に対する期待感も高まった。この日の本土株続落などを嫌気し、朝方は弱含む場面がみられたものの、買いの勢いが徐々に増している。
ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が3.2%高と上げが目立った。聯想集団がAR技術を用いたモバイルゲーム開発に着手した??と複数のメディアが19日報じたことが手がかり。AR技術を用いたスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」が米国など世界各地で爆発的なヒットを記録しているため、レノボの新製品にも期待感が膨らんだ。経営陣が自社株買いを実施していると伝えられたことも、買い安心感を誘っている。香港系の不動産株も軒並み上昇した。
中国の発電株も買われる。中国電力国際発展(2380/HK)が5.2%高、華潤電力HD(836/HK)が4.9%高、華能国際電力(902/HK)が3.1%高、大唐国際発電(991/HK)が2.1%高、華電国際電力(1071/HK)が1.1%高と値を上げている。燃料炭価格の低下見通しを好感。需要減退を理由に、今後数カ月間で燃料炭在庫が積み上がるなか、価格が下落するとの見方が広がった。
半面、石炭株は急落。中国中煤能源(1898/HK)が6.7%安、エン州煤業(1171/HK)が3.9%安、神華能源(1088/HK)が2.4%安で引けている。足元の市況改善を受けて、これら銘柄は直近で上昇が目立っていた。
【亜州IR】
<MT>
海外動向の改善が支え。米景気の先行きが楽観されるなか、昨夜のNYダウは6日連続で史上最高値を更新した。欧州中央銀行(ECB)理事会が21日に開催されることに加え、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が23〜24日に成都市で開かれることもポジティブ。各国の景気対策に対する期待感も高まった。この日の本土株続落などを嫌気し、朝方は弱含む場面がみられたものの、買いの勢いが徐々に増している。
ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が3.2%高と上げが目立った。聯想集団がAR技術を用いたモバイルゲーム開発に着手した??と複数のメディアが19日報じたことが手がかり。AR技術を用いたスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」が米国など世界各地で爆発的なヒットを記録しているため、レノボの新製品にも期待感が膨らんだ。経営陣が自社株買いを実施していると伝えられたことも、買い安心感を誘っている。香港系の不動産株も軒並み上昇した。
中国の発電株も買われる。中国電力国際発展(2380/HK)が5.2%高、華潤電力HD(836/HK)が4.9%高、華能国際電力(902/HK)が3.1%高、大唐国際発電(991/HK)が2.1%高、華電国際電力(1071/HK)が1.1%高と値を上げている。燃料炭価格の低下見通しを好感。需要減退を理由に、今後数カ月間で燃料炭在庫が積み上がるなか、価格が下落するとの見方が広がった。
半面、石炭株は急落。中国中煤能源(1898/HK)が6.7%安、エン州煤業(1171/HK)が3.9%安、神華能源(1088/HK)が2.4%安で引けている。足元の市況改善を受けて、これら銘柄は直近で上昇が目立っていた。
【亜州IR】
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