22日の香港市場概況:ハンセン0.2%安と3日ぶり小反落、米株安などが圧迫材料
[16/07/22]
提供元:株式会社フィスコ
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22日の香港市場は小幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比36.22ポイント(0.16%)安の21964.27ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が25.15ポイント(0.28%)安の9031.93ポイントとそろって3日ぶりに反落した。売買代金は519億7300万香港ドル(21日は585億2800万香港ドル)に縮小している。
昨夜の米株安をきっかけに売られる展開。ハンセン指数は21日までの続伸で、昨年12月24日以来、約7カ月ぶりに22000ポイント台を終値ベースで回復していたため、いったん利益を確定する動きが広がった。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国政策に対する期待感が相場を下支えしている。
ハンセン指数の構成銘柄では、即席めん・飲料大手の康師傅HD(ティンイー:322/HK)が2.7%安、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が2.0%安、香港系不動産の恒隆地産(101/HK)が1.9%安と下げが目立った。
中国広核集団の傘下企業も軒並み急反落。原発関連の国広核新能源HD(CGNニュー・エナジー:1811/HK)が5.7%安、中広核鉱業(1164/HK)が5.5%安、中国広核電力(CGNパワー:1816/HK)が5.4%安と値を下げた。石炭最大手の神華集団と原子力発電の中国広核集団に合併観測が流れたことについて、両社がともに否定したことが失望売りにつながっている。前日のマーケットでは、軒並み急伸していた。
【亜州IR】
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