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18日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安と3日続落、不動産セクターは逆行高

注目トピックス 外国株
18日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.44ポイント(0.17%)安の3104.11ポイントと3日続落した。上海A株指数も下落し、5.75ポイント(0.18%)安の3249.57ポイントで引けた。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数は0.90ポイント(0.25%)高の356.14ポイント、深センB株指数は1.84ポイント(0.16%)安の1171.25ポイントで終了した。

高値警戒感が意識される。上海総合指数は依然として約7カ月ぶりの高値圏で推移しているため、利食い売りが出やすい。「国家隊」と呼ばれる政府系の機関が銀行株の売却を進めている??との観測報道が流れたことも逆風だ。指数は小高く推移する場面があったものの、終盤にかけて売りの勢いが増している。

業種別では、銀行株と証券株がさえない。交通銀行(601328/SH)が1.2%安、海通証券(600837/SH)が1.8%安で引けた。消費関連株や自動車株、素材関連株、インフラ関連株の一角なども下げが目立っている。

半面、不動産株はしっかり。金地集団(600383/SH)が4.5%上昇する。主要70都市の新築住宅相場動向で、値上がりした都市数が55→51に減少し、価格の伸びにも鈍化傾向が見られたため、これから先、住宅市場引き締めの動きが緩和されると期待された。中国人民銀行が近く預金準備率を引き下げるとの見方も根強くなっている。

【亜州IR】



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