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14日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比20.66ポイント（0.68％）安の3002.85ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、21.72ポイント（0.69％）安の3143.28ポイントで引けている。一方、外貨建てB株相場は小幅ながら値上がり。上海B株指数は0.12ポイント（0.03％）高の352.49ポイント、深センB株指数は3.11ポイント（0.26％）高の1177.27ポイントで終了した。

連休前に買い控えムードが広がった。本土市場は15〜16日に中秋節連休となる。資金ひっ迫の懸念も続いた。上海銀行間取引金利（SHIBOR）の翌日物は2.13％と前日からさらに上昇。今年の2月以来、7カ月ぶり高水準で推移している。マーケットのエネルギー不足も懸念材料。上海A株の売買代金は13日、約1535億人民元にとどまり、12日の2000億人民元台から急減している。14日も概算で1481億人民元と低迷が続いた。

時価総額上位の金融株とエネルギー株が下げを主導。中国工商銀行（601398/SH）が1.4％安、中国平安保険（601318/SH）と中国石油化工（600028/SH）がそろって1.2％安で引けた。ゼネコンや発電設備のインフラ関連株もさえない。不動産株や自動車株、素材関連株、消費関連株の一角なども値を下げた。

【亜州IR】



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