概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は続伸、資源銘柄に買いが継続したことが指数の上げを主導した
[16/10/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 63837.85 +0.52%
21日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比270.23ポイント高(+0.42%)の64108.08で取引を終えた。64371.80まで上昇した後、一時63378.73まで下落した。
鉄鉱石大手ヴァーレ(VALE5)など資源銘柄に買いが継続したことが指数の上げを主導した。商品価格の上昇が引き続き買い手がかりとなった。また、インフレの落ち着きや、ブラジル中央銀行が市場予想通り利下げを実施したことも引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。ボベスパ指数が約4年ぶりの高値水準で推移しており、足元での高値警戒感が強まっていることが指数の上値を押さえた。
【ロシア】MICEX指数 1957.70 +0.03%
21日のロシア株式市場は3日ぶりに小反発。主要指標のMICEX指数は前日比0.61ポイント高(+0.03%)の1957.70で取引を終了した。1960.56から1946.78まで下落した。
ブレント原油先物が小幅に上昇したことが支援材料となり、資源銘柄に買いが広がった。また、格付け会社フィッチ・レーティングスがロシアの金融機関27行の格付け見通しを「ネガティブ」から「ステーブル」に引き上げたことも好感された。一方、指数の上値は重い。欧州中央銀行(ECB)が政策金利と量的緩和プログラムの現状維持を発表したことが朝方の売りにつながったもようだ。
【インド】SENSEX指数 28077.18 -0.19%
21日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比52.66ポイント安(-0.19%)の28077.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.35ポイント安(-0.07%)の8693.05で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、その後はマイナス圏でもみ合った。原油価格の下落を受け、資源セクターに売り圧力が強まった。また、欧州中央銀行(ECB)が政策金利と量的緩和プログラムの現状維持を発表したことが足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3090.94 +0.21%
21日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.48ポイント高(+0.21%)の3090.94ポイントと反発した。約1カ月半ぶりの高値水準を回復する。
政策期待が追い風。2020年を最終とする第13次5カ年計画の期間中も、都市軌道交通システムの投資熱が持続する見通し??と伝えられた。全国の投資額は、5年間の概算で合計1兆7000億〜2兆人民元(約26兆2000億〜30兆8000億円)に膨らむとみられる。
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21日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比270.23ポイント高(+0.42%)の64108.08で取引を終えた。64371.80まで上昇した後、一時63378.73まで下落した。
鉄鉱石大手ヴァーレ(VALE5)など資源銘柄に買いが継続したことが指数の上げを主導した。商品価格の上昇が引き続き買い手がかりとなった。また、インフレの落ち着きや、ブラジル中央銀行が市場予想通り利下げを実施したことも引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。ボベスパ指数が約4年ぶりの高値水準で推移しており、足元での高値警戒感が強まっていることが指数の上値を押さえた。
【ロシア】MICEX指数 1957.70 +0.03%
21日のロシア株式市場は3日ぶりに小反発。主要指標のMICEX指数は前日比0.61ポイント高(+0.03%)の1957.70で取引を終了した。1960.56から1946.78まで下落した。
ブレント原油先物が小幅に上昇したことが支援材料となり、資源銘柄に買いが広がった。また、格付け会社フィッチ・レーティングスがロシアの金融機関27行の格付け見通しを「ネガティブ」から「ステーブル」に引き上げたことも好感された。一方、指数の上値は重い。欧州中央銀行(ECB)が政策金利と量的緩和プログラムの現状維持を発表したことが朝方の売りにつながったもようだ。
【インド】SENSEX指数 28077.18 -0.19%
21日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比52.66ポイント安(-0.19%)の28077.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.35ポイント安(-0.07%)の8693.05で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、その後はマイナス圏でもみ合った。原油価格の下落を受け、資源セクターに売り圧力が強まった。また、欧州中央銀行(ECB)が政策金利と量的緩和プログラムの現状維持を発表したことが足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3090.94 +0.21%
21日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.48ポイント高(+0.21%)の3090.94ポイントと反発した。約1カ月半ぶりの高値水準を回復する。
政策期待が追い風。2020年を最終とする第13次5カ年計画の期間中も、都市軌道交通システムの投資熱が持続する見通し??と伝えられた。全国の投資額は、5年間の概算で合計1兆7000億〜2兆人民元(約26兆2000億〜30兆8000億円)に膨らむとみられる。
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