21日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高と反発、保険株が急伸
[16/11/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
週明け21日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比25.29ポイント(0.79%)高の3218.15ポイントと反発した。約10カ月ぶりの高値を切り上げている。上海A株指数も上昇し、26.54ポイント(0.79%)高の3369.53ポイントで取引を終えた。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数は1.30ポイント(0.37%)高の353.29ポイント、深センB株指数は2.44ポイント(0.21%)安の1156.70ポイントで終了した。
安寄り後に買われる流れ。人民元相場の下落基調などを嫌気して小安くスタートしたものの、程なく買いが優勢となった。翌年度・経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」の開催を控え、政策期待が広がっている。
業種別では、保険株の上げが目立つ。中国人寿保険(601628/SH)が7.8%高で引けた。一時、値幅制限いっぱいまで上昇している。大手ブローカーが相次いで保険株の割安感を指摘し、投資対象として推奨していることなどが手がかり。インフラ関連株も物色される。「一帯一路」戦略が加速するとの期待が根強い。不動産株や自動車株、運輸株、消費関連株、石油関連株もしっかり。
<MT>
安寄り後に買われる流れ。人民元相場の下落基調などを嫌気して小安くスタートしたものの、程なく買いが優勢となった。翌年度・経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」の開催を控え、政策期待が広がっている。
業種別では、保険株の上げが目立つ。中国人寿保険(601628/SH)が7.8%高で引けた。一時、値幅制限いっぱいまで上昇している。大手ブローカーが相次いで保険株の割安感を指摘し、投資対象として推奨していることなどが手がかり。インフラ関連株も物色される。「一帯一路」戦略が加速するとの期待が根強い。不動産株や自動車株、運輸株、消費関連株、石油関連株もしっかり。
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