22日の香港市場概況:ハンセン3日続伸、資源セクターに買い
[16/11/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
22日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比320.29ポイント(1.43%)高の22678.07ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が206.74ポイント(2.19%)高の9651.45ポイントとそろって3日続伸した。売買代金は700億2500万香港ドル(21日は636億2400万香港ドル)。
内外の好材料で買われる展開。昨夜の米株市場で、主要指数が史上最高値をそろって更新した流れを継いだ。この日の本土株続伸も買い安心感につながっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、エネルギー関連株の上げが目立つ。石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が5.2%高、同じく石油の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が3.8%高、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が3.7%高で引けた。原油相場の大幅続伸が好感されている。時価総額上位の本土系金融株もしっかり。中国工商銀行(1398/HK)が2.5%高、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が2.7%高と買われた。本土系の不動産株なども値上がりしている。
素材関連セクターも物色される。ニッケル大手の新疆新シン鉱業(3833/HK)が15.2%高、エネルギー・資源会社(非鉄や石油・石炭など)の中信資源HD(1205/HK)が11.0%高、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)が5.8%高、鉄鋼の鞍鋼(347/HK)が3.7%高と上昇した。上海先物取引所の商品価格急伸などが材料視されている。
【亜州IR】
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