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7日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比22.59ポイント（0.71％）高の3222.24ポイントと4日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、23.67ポイント（0.71％）高の3373.92ポイントで取引を終える。外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数は2.11ポイント（0.61％）高の350.77ポイント、深センB株指数は7.61ポイント（0.66％）高の1164.40ポイントで終了した。

押し目買いが優勢。上海総合指数は約2週ぶりの安値圏で推移しているだけに、値ごろ感が着目された。資金ひっ迫懸念が薄らぎつつあることもプラス。上海銀行間取引金利（SHIBOR）の翌日物は、今月初めの2.32％台をピークに、本日は2.29％台と低下しつつある。指数は安く推移する場面がみられたものの、程なくプラスに転じ、上げ幅を徐々に広げた。

業種別では、鉄鋼株の上げが目立つ。新余鋼鉄（600782/SH)が7.0％高、馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が5.7％高と上昇した。鞍鋼(アンガン・スチール：000898/SZ)と本渓鋼鉄の合併観測が流れるなか、業界再編の期待感が一段と強まっている。鞍鋼はストップ高した。非鉄株や建材株もしっかり。製造業各社も物色される。航空機用機械部品の中航重機（600765/SH）が2.9％高、建機の三一重工(600031/SH)が2.6％高で引けた。製造業のスマート化を推進する第13次5カ年発展計画（2016〜20年）は間もなく発表される見通しという。証券株や保険株、不動産株、ITハイテク関連株、バイオ医薬関連株、消費関連株なども値上がりした。

【亜州IR】



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