概況からBRICsを知ろう〜上海総合指数は反発した、政策期待が高まりつつある
[16/12/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 58620.26 +1.18%
26日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比683.15ポイント高(+1.18%)の58620.26で取引を終えた。58781.46まで上昇した後、一時57940.76まで下落した。
原油など商品価格の上昇が好感され、ヴァーレ(VALE3)など資源銘柄に買いが継続した。また、米ドル相場の落ち着きもブラジルからの資金流出懸念をやや緩和させた。一方、2017年の成長見通しが10週連続で引き下げられたことが圧迫材料。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2017年の成長見通しが0.5%まで引き下げられた。同年の拡大消費者物価指数(IPCA)は4.85%まで下方修正されたものの、引き続き政府目標4.5%より高い水準となった。
【ロシア】MICEX指数 2177.86 +0.22%
26日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比4.68ポイント高(+0.22%)の2177.86で取引を終了した。2186.02から2172.26まで下落した。
連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、原油価格が堅調な値動きを示したことも支援材料。一方、欧州市場がクリスマスの振替休日で休場となり、ロシア市場も閑散取引となった。
【インド】SENSEX指数 25807.10 -0.90%
26日のインドSENSEX指数は反落。前日比233.60ポイント安(-0.90%)の25807.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同77.50ポイント安(-0.97%)の7908.25で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、その後も安値圏でもみ合った。SENSEX指数はこの日、約7カ月ぶりの安値水準で引けた。キャピタル・ゲイン課税の引き上げ観測が嫌気され、外国人投資家(FII)による売りが加速した。FIIはこの日、11日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3122.57 +0.40%
週明け26日の上海総合指数は反発した。主要指標の上海総合指数は、前営業日比12.41ポイント高(+0.40%)の3122.57ポイントと値上がりした。
政策期待が高まりつつある。2017年は国有企業の「混合所有制改革」が加速するとみられていることも好材料だ。終盤にかけてプラス圏に回復している。インフラ関連、保険、証券が値上がりした。
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26日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比683.15ポイント高(+1.18%)の58620.26で取引を終えた。58781.46まで上昇した後、一時57940.76まで下落した。
原油など商品価格の上昇が好感され、ヴァーレ(VALE3)など資源銘柄に買いが継続した。また、米ドル相場の落ち着きもブラジルからの資金流出懸念をやや緩和させた。一方、2017年の成長見通しが10週連続で引き下げられたことが圧迫材料。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2017年の成長見通しが0.5%まで引き下げられた。同年の拡大消費者物価指数(IPCA)は4.85%まで下方修正されたものの、引き続き政府目標4.5%より高い水準となった。
【ロシア】MICEX指数 2177.86 +0.22%
26日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比4.68ポイント高(+0.22%)の2177.86で取引を終了した。2186.02から2172.26まで下落した。
連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、原油価格が堅調な値動きを示したことも支援材料。一方、欧州市場がクリスマスの振替休日で休場となり、ロシア市場も閑散取引となった。
【インド】SENSEX指数 25807.10 -0.90%
26日のインドSENSEX指数は反落。前日比233.60ポイント安(-0.90%)の25807.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同77.50ポイント安(-0.97%)の7908.25で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、その後も安値圏でもみ合った。SENSEX指数はこの日、約7カ月ぶりの安値水準で引けた。キャピタル・ゲイン課税の引き上げ観測が嫌気され、外国人投資家(FII)による売りが加速した。FIIはこの日、11日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3122.57 +0.40%
週明け26日の上海総合指数は反発した。主要指標の上海総合指数は、前営業日比12.41ポイント高(+0.40%)の3122.57ポイントと値上がりした。
政策期待が高まりつつある。2017年は国有企業の「混合所有制改革」が加速するとみられていることも好材料だ。終盤にかけてプラス圏に回復している。インフラ関連、保険、証券が値上がりした。
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