29日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安と3日続落、石炭株はしっかり
[16/12/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
29日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.14ポイント(0.20%)安の3096.10ポイントと3日続落した。約2カ月ぶりの安値水準に落ち込む。上海A株指数も下落し、6.48ポイント(0.20%)安の3241.67ポイントで取引を終えている。一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数は0.75ポイント(0.22%)高の341.85ポイント、深センB株指数は1.39ポイント(0.12%)高の1125.17ポイントで終了した。
上海銀行間取引金利(SHIBOR)の上昇に歯止めがかからず、金融市場の流動性ひっ迫懸念が続いていることが重し。「万能険(ユニバーサル保険)」をはじめとする投資型の保険商品に対し、中国当局が一段と監督を強化している??と報じられたこともネガティブ材料だ。
業種別では、石油関連株の下げが目立つ。中国石油化工(600028/SH)が2.5%安、海洋石油工程(600583/SH)が1.6%安で引けた。証券株や保険株、自動車株、海運株、消費関連株もさえない。
半面、石炭株は高い。中国神華能源(601088/SH)が2.2%上昇した。習近平・国家主席が石炭加工(液化プロジェクトなど)の推進を強調したことを受け、原料炭の需要拡大が期待される。ゼネコン株や鉄鋼株、産金株、銀行株もしっかり。
【亜州IR】
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上海銀行間取引金利(SHIBOR)の上昇に歯止めがかからず、金融市場の流動性ひっ迫懸念が続いていることが重し。「万能険(ユニバーサル保険)」をはじめとする投資型の保険商品に対し、中国当局が一段と監督を強化している??と報じられたこともネガティブ材料だ。
業種別では、石油関連株の下げが目立つ。中国石油化工(600028/SH)が2.5%安、海洋石油工程(600583/SH)が1.6%安で引けた。証券株や保険株、自動車株、海運株、消費関連株もさえない。
半面、石炭株は高い。中国神華能源(601088/SH)が2.2%上昇した。習近平・国家主席が石炭加工(液化プロジェクトなど)の推進を強調したことを受け、原料炭の需要拡大が期待される。ゼネコン株や鉄鋼株、産金株、銀行株もしっかり。
【亜州IR】
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