概況からBRICsを知ろう〜インド株式市場は上昇、下値を拾う動きも活発になった。
[16/12/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 60227.29 +0.75%
29日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比445.66ポイント高(+0.75%)の60227.29で取引を終えた。60248.07まで上昇した後、一時59277.64まで下落した。
米ドル相場の落ち着きを受け、ブラジルからの資金流出懸念がやや緩和した。また、テメル政権による構造改革への期待が高まっていることも引き続き支援材料。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、翌30日から新年の連休などに入るため、積極的な取引も手控えられた。
【ロシア】MICEX指数 2206.33 +1.07%
29日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比23.35ポイント高(+1.07%)の2206.33で取引を終了した。2201.49から2169.43まで下落した。
原油価格の続伸が引き続き支援材料となり、資源銘柄に買いが継続した。また、堅調な経済指標を受け、景気の回復期待も高まった。12月のマークイット・ロシア製造業購買担当者指数(PMI)は前月の53.6から53.7まで上昇し、過去最高値を更新した。ほかに、銀行大手の好決算も支援材料。VTB銀行(VTBR)は29日、1-11月の純利益が前年同期の30億ルーブル(約58億円)から455億ルーブルに急拡大したと発表した。
一方、翌30日から1月8日までに新年の大型連休を控え、閑散取引が続いた。
【インド】SENSEX指数 26366.15 +0.59%
29日のインド株式市場は上昇。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比155.47ポイント高(+0.59%)の26366.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.86%(68.75ポイント)高の8103.60で取引を終えた。
狭いレンジでもみ合った後は終盤に上げ幅をやや拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発になった。また、原油価格の続伸も資源セクターの物色手がかりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3096.10 -0.20%
29日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.14ポイント安(-0.20%)の3096.10ポイントと3日続落した。約2カ月ぶりの安値水準に落ち込む。
上海銀行間取引金利(SHIBOR)の上昇に歯止めがかからず、金融市場の流動性ひっ迫懸念が続いていることが重し。「万能険(ユニバーサル保険)」をはじめとする投資型の保険商品に対し、中国当局が一段と監督を強化している??と報じられたこともネガティブ材料だ。
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29日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比445.66ポイント高(+0.75%)の60227.29で取引を終えた。60248.07まで上昇した後、一時59277.64まで下落した。
米ドル相場の落ち着きを受け、ブラジルからの資金流出懸念がやや緩和した。また、テメル政権による構造改革への期待が高まっていることも引き続き支援材料。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、翌30日から新年の連休などに入るため、積極的な取引も手控えられた。
【ロシア】MICEX指数 2206.33 +1.07%
29日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比23.35ポイント高(+1.07%)の2206.33で取引を終了した。2201.49から2169.43まで下落した。
原油価格の続伸が引き続き支援材料となり、資源銘柄に買いが継続した。また、堅調な経済指標を受け、景気の回復期待も高まった。12月のマークイット・ロシア製造業購買担当者指数(PMI)は前月の53.6から53.7まで上昇し、過去最高値を更新した。ほかに、銀行大手の好決算も支援材料。VTB銀行(VTBR)は29日、1-11月の純利益が前年同期の30億ルーブル(約58億円)から455億ルーブルに急拡大したと発表した。
一方、翌30日から1月8日までに新年の大型連休を控え、閑散取引が続いた。
【インド】SENSEX指数 26366.15 +0.59%
29日のインド株式市場は上昇。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比155.47ポイント高(+0.59%)の26366.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.86%(68.75ポイント)高の8103.60で取引を終えた。
狭いレンジでもみ合った後は終盤に上げ幅をやや拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発になった。また、原油価格の続伸も資源セクターの物色手がかりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3096.10 -0.20%
29日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.14ポイント安(-0.20%)の3096.10ポイントと3日続落した。約2カ月ぶりの安値水準に落ち込む。
上海銀行間取引金利(SHIBOR)の上昇に歯止めがかからず、金融市場の流動性ひっ迫懸念が続いていることが重し。「万能険(ユニバーサル保険)」をはじめとする投資型の保険商品に対し、中国当局が一段と監督を強化している??と報じられたこともネガティブ材料だ。
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