3日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安と6営業日ぶり反落、消費関連の一角しっかり
[17/02/03]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
春節(旧正月)連休明け3日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比19.00ポイント(0.60%)安の3140.17ポイントと6営業日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、19.90ポイント(0.60%)安の3288.17ポイントで取引を終えた。外貨建てB株相場も値下がり。上海B株指数は1.89ポイント(0.56%)安の336.63ポイント、深センB株指数は16.40ポイント(1.47%)安の1098.10ポイントで終了した。
中国景気の先行きを懸念。取引時間中に公表された民間集計の今年1月・財新中国製造業PMIが51.0となり、前月実績(51.9)と事前予想(51.8)を下回ったことが嫌気された。金融引き締めの懸念も浮上。連休明けの3日、中国人民銀行(中央銀行)はリバースレポを実施し、計500億人民元(約8180億円)を市場供給したものの、満期到来分(1200億人民元)との差し引きでは700億人民元の吸収超となった。リバースレポの金利についても、0.10%引き上げている。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の1カ月物は先週から再び上昇し、足元では約1年9カ月ぶりの高い水準に達した。
業種別では、保険株の下げが目立つ。中国人寿保険(601628/SH)が2.2%安、中国平安保険(601318/SH)が2.4%安で引けた。銀行株や証券株、不動産株もさえない。非鉄株も急落。商品市況安が売り材料視された。石炭株や石油株、鉄鋼株も安い。自動車株、海運株、空運株なども売られた。
半面、消費関連株の一角はしっかり。本土消費の堅調が追い風だ。中国商務部は2日、春節(旧正月)連休に当たる1月27日〜2月2日の全国小売売上高が前年同期比11.4%増の8400億人民元(約13兆7900億円)に伸びたと発表している。増加率は前年の11.2%とほぼ同水準で、売上高は過去最高を記録した。
【亜州IR】
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中国景気の先行きを懸念。取引時間中に公表された民間集計の今年1月・財新中国製造業PMIが51.0となり、前月実績(51.9)と事前予想(51.8)を下回ったことが嫌気された。金融引き締めの懸念も浮上。連休明けの3日、中国人民銀行(中央銀行)はリバースレポを実施し、計500億人民元(約8180億円)を市場供給したものの、満期到来分(1200億人民元)との差し引きでは700億人民元の吸収超となった。リバースレポの金利についても、0.10%引き上げている。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の1カ月物は先週から再び上昇し、足元では約1年9カ月ぶりの高い水準に達した。
業種別では、保険株の下げが目立つ。中国人寿保険(601628/SH)が2.2%安、中国平安保険(601318/SH)が2.4%安で引けた。銀行株や証券株、不動産株もさえない。非鉄株も急落。商品市況安が売り材料視された。石炭株や石油株、鉄鋼株も安い。自動車株、海運株、空運株なども売られた。
半面、消費関連株の一角はしっかり。本土消費の堅調が追い風だ。中国商務部は2日、春節(旧正月)連休に当たる1月27日〜2月2日の全国小売売上高が前年同期比11.4%増の8400億人民元(約13兆7900億円)に伸びたと発表している。増加率は前年の11.2%とほぼ同水準で、売上高は過去最高を記録した。
【亜州IR】
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