概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は6日続落、ロシアからの資金流出懸念が強まった
[17/02/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 67975.58 +1.89%
15日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1262.70ポイント高(+1.89%)の67975.58で取引を終えた。68015.57まで上昇した後、一時66712.28まで下落した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、堅調な中国の経済指標なども引き続き支援材料。一方、テメル大統領の支持率が大幅に低下していることが構造改革の遅れ懸念を強めた。最新世論調査では、テメル大統領の支持率が10月の31.7%から24.4%に低下している。
【ロシア】MICEX指数 2137.08 -0.21%
15日のロシア株式市場は6日続落。主要指標のMICEX指数は前日比4.42ポイント安(-0.21%)の2137.08で取引を終了した。2156.36から2109.93まで下落した。
ブレント原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となったほか、通貨ルーブル安の進行を受け、ロシアからの資金流出懸念が強まった。また、米利上げペースが予想より加速するとの観測も引き続き警戒材料。一方、ロシア政府が株式市場の安定成長を望むと発言したことが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 28155.56 -0.65%
15日のインドSENSEX指数は続落。前日比183.75ポイント安(-0.65%)の28155.56、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同67.60ポイント安(-0.77%)の8724.70で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受け、利上げペースが予想より加速するとの観測が警戒された。国内では、自動車大手タタ・モーターズの業績悪化が同セクターの売り材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3212.99 -0.15%
15日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.94ポイント安(-0.15%)の3212.99ポイントと6日ぶりに反落した。
戻り待ちの売りに押される。上海総合は昨日まで5日続伸し、約2カ月ぶりの水準を回復していたため、高値警戒感が浮上していた。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国景気の先行きが楽観されるなか、指数は小高く推移する場面もあった。貿易統計の上振れに続き、昨日引け後に公表された1月の金融統計も良好な内容。国内金融機関の人民元建て新規融資は市場予想にとどかなかったものの、前月実績を大幅に超過している。また、融資対象がより広範で、実体経済の流動性を示す社会融資総量は市場予想を上回った。
<CS>
15日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1262.70ポイント高(+1.89%)の67975.58で取引を終えた。68015.57まで上昇した後、一時66712.28まで下落した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、堅調な中国の経済指標なども引き続き支援材料。一方、テメル大統領の支持率が大幅に低下していることが構造改革の遅れ懸念を強めた。最新世論調査では、テメル大統領の支持率が10月の31.7%から24.4%に低下している。
【ロシア】MICEX指数 2137.08 -0.21%
15日のロシア株式市場は6日続落。主要指標のMICEX指数は前日比4.42ポイント安(-0.21%)の2137.08で取引を終了した。2156.36から2109.93まで下落した。
ブレント原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となったほか、通貨ルーブル安の進行を受け、ロシアからの資金流出懸念が強まった。また、米利上げペースが予想より加速するとの観測も引き続き警戒材料。一方、ロシア政府が株式市場の安定成長を望むと発言したことが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 28155.56 -0.65%
15日のインドSENSEX指数は続落。前日比183.75ポイント安(-0.65%)の28155.56、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同67.60ポイント安(-0.77%)の8724.70で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受け、利上げペースが予想より加速するとの観測が警戒された。国内では、自動車大手タタ・モーターズの業績悪化が同セクターの売り材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3212.99 -0.15%
15日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.94ポイント安(-0.15%)の3212.99ポイントと6日ぶりに反落した。
戻り待ちの売りに押される。上海総合は昨日まで5日続伸し、約2カ月ぶりの水準を回復していたため、高値警戒感が浮上していた。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国景気の先行きが楽観されるなか、指数は小高く推移する場面もあった。貿易統計の上振れに続き、昨日引け後に公表された1月の金融統計も良好な内容。国内金融機関の人民元建て新規融資は市場予想にとどかなかったものの、前月実績を大幅に超過している。また、融資対象がより広範で、実体経済の流動性を示す社会融資総量は市場予想を上回った。
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