概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は小反落、外国人投資家の売り継続が引き続き足かせに
[17/04/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 63891.68 -0.73%
12日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比468.11ポイント安(-0.73%)の63891.68で取引を終えた。64455.66まで上昇した後、一時63814.16まで下落した。
後半にプラス圏を回復する場面もあったが、終盤に再び売りに押された。汚職などに関する調査が拡大されるとの報道を受け、国内の政治不安が再び高まっている。国内メディアによると、調査の対象は上院議員などを含めて数十名に上るという。また、米ロ関係の悪化懸念や朝鮮半島情勢の緊迫化なども引き続き圧迫材料となった。
【ロシア】MICEX指数 1947.88 -1.52%
12日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比30.07ポイント安(-1.52%)の1947.88で取引を終了した。1986.56から1942.58まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米ロ関係の悪化懸念が再燃していることが警戒され、リスク回避の売りが優勢。米ロ政府はともに両国の関係が最悪であるとの認識を示している。また、原油価格の反落も資源セクターの売り材料となった。
【インド】SENSEX指数 29643.48 -0.49%
12日のインドSENSEX指数は小反落。前日比144.87ポイント安(-0.49%)の29643.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同33.55ポイント安(-0.36%)の9203.45で取引を終えた。
朝方はプラス圏でもみ合ったが、その後は売りに押された。外国人投資家(FII)の売り継続が引き続き足かせに。FIIはこの日までに4日連続の売り越しとなった。また、インド準備銀行(中央銀行)が当面利下げを見送るとの観測も嫌気された。ロイターが実施した最新調査では、3月のインフレ率が前月から加速するとの予想が示された。ただ、政府が定めたインフレ目標4%の範囲内に収まると予測されている。
【中国本土】上海総合指数 3273.83 0.46%
12日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比15.14ポイント安(-0.46%)の3273.83ポイントと反落した。
半島情勢が一段と緊迫するなか、地政学リスクへの警戒感が強まる。北朝鮮の脅威をけん制するために、米空母が15日ごろ朝鮮半島周辺の海域に到着すると伝えられた。投資家の買い手控え要因として意識されている。
<CS>
12日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比468.11ポイント安(-0.73%)の63891.68で取引を終えた。64455.66まで上昇した後、一時63814.16まで下落した。
後半にプラス圏を回復する場面もあったが、終盤に再び売りに押された。汚職などに関する調査が拡大されるとの報道を受け、国内の政治不安が再び高まっている。国内メディアによると、調査の対象は上院議員などを含めて数十名に上るという。また、米ロ関係の悪化懸念や朝鮮半島情勢の緊迫化なども引き続き圧迫材料となった。
【ロシア】MICEX指数 1947.88 -1.52%
12日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比30.07ポイント安(-1.52%)の1947.88で取引を終了した。1986.56から1942.58まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米ロ関係の悪化懸念が再燃していることが警戒され、リスク回避の売りが優勢。米ロ政府はともに両国の関係が最悪であるとの認識を示している。また、原油価格の反落も資源セクターの売り材料となった。
【インド】SENSEX指数 29643.48 -0.49%
12日のインドSENSEX指数は小反落。前日比144.87ポイント安(-0.49%)の29643.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同33.55ポイント安(-0.36%)の9203.45で取引を終えた。
朝方はプラス圏でもみ合ったが、その後は売りに押された。外国人投資家(FII)の売り継続が引き続き足かせに。FIIはこの日までに4日連続の売り越しとなった。また、インド準備銀行(中央銀行)が当面利下げを見送るとの観測も嫌気された。ロイターが実施した最新調査では、3月のインフレ率が前月から加速するとの予想が示された。ただ、政府が定めたインフレ目標4%の範囲内に収まると予測されている。
【中国本土】上海総合指数 3273.83 0.46%
12日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比15.14ポイント安(-0.46%)の3273.83ポイントと反落した。
半島情勢が一段と緊迫するなか、地政学リスクへの警戒感が強まる。北朝鮮の脅威をけん制するために、米空母が15日ごろ朝鮮半島周辺の海域に到着すると伝えられた。投資家の買い手控え要因として意識されている。
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