概況からBRICsを知ろう〜上海総合指数は値上がり、元高進行を好感する流れ
[17/06/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 62238.95 +0.36%
29日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比220.98ポイント高(+0.36%)の62238.95で取引を終えた。62498.52まで上昇した後、一時61689.36まで下落した。
買いが先行した後はいったんマイナス圏に転落したが、その後は再び買い戻された。原油価格の続伸が支援材料となり、資源の一角が買われた。国内では、構造改革の前進などが好感された。地元メディアによると、労働法改革案が上院法務委員会で採決され、今後は上院の本会議で審査される見通しだという。一方、指数の上値は重い。テメル大統領が起訴されたことなどが引き続き警戒材料となった。
【ロシア】MICEX指数 1881.04 -0.58%
29日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMICEX指数は前日比10.94ポイント安(-0.58%)の1881.04で取引を終了した。1902.80から1877.13まで下落した。
高く寄り付いた後は売りに押され、引けに掛けて下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢となった。また、欧州連合(EU)との関係が悪化するとの懸念も足かせに。ロシア政府は29日、EUからの経済制裁の延長について、これまでのEUに対する報復手段を2018年末まで延長する計画を示唆した。一方、原油価格が続伸したが、相場を支えるにはやや力不足だった。
【インド】SENSEX指数 30857.52 +0.08%
29日のインドSENSEX指数は小反発。前日比23.20ポイント高(+0.08%)の30857.52、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同12.85ポイント高(+0.14%)の9504.10で取引を終えた。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。前日の米株式市場が上昇したことやこの日のアジア市場が堅調な値動きを示したことなど海外環境の改善が支援材料となり、インド株にも買いが先行。また、欧州の金融緩和が縮小するとの懸念の後退も支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3188.06 +0.47%
29日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比14.86ポイント高(+0.47%)の3188.06ポイントと反発した。
元高進行を好感する流れ。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を前日に続き元高方向に設定した。上海外国為替市場では、人民元相場が約8カ月ぶりの元高水準で推移している。石炭や非鉄など主要な商品先物が急伸したことも、投資家のセンチメントを上向かせた。
<CS>
29日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比220.98ポイント高(+0.36%)の62238.95で取引を終えた。62498.52まで上昇した後、一時61689.36まで下落した。
買いが先行した後はいったんマイナス圏に転落したが、その後は再び買い戻された。原油価格の続伸が支援材料となり、資源の一角が買われた。国内では、構造改革の前進などが好感された。地元メディアによると、労働法改革案が上院法務委員会で採決され、今後は上院の本会議で審査される見通しだという。一方、指数の上値は重い。テメル大統領が起訴されたことなどが引き続き警戒材料となった。
【ロシア】MICEX指数 1881.04 -0.58%
29日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMICEX指数は前日比10.94ポイント安(-0.58%)の1881.04で取引を終了した。1902.80から1877.13まで下落した。
高く寄り付いた後は売りに押され、引けに掛けて下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢となった。また、欧州連合(EU)との関係が悪化するとの懸念も足かせに。ロシア政府は29日、EUからの経済制裁の延長について、これまでのEUに対する報復手段を2018年末まで延長する計画を示唆した。一方、原油価格が続伸したが、相場を支えるにはやや力不足だった。
【インド】SENSEX指数 30857.52 +0.08%
29日のインドSENSEX指数は小反発。前日比23.20ポイント高(+0.08%)の30857.52、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同12.85ポイント高(+0.14%)の9504.10で取引を終えた。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。前日の米株式市場が上昇したことやこの日のアジア市場が堅調な値動きを示したことなど海外環境の改善が支援材料となり、インド株にも買いが先行。また、欧州の金融緩和が縮小するとの懸念の後退も支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3188.06 +0.47%
29日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比14.86ポイント高(+0.47%)の3188.06ポイントと反発した。
元高進行を好感する流れ。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を前日に続き元高方向に設定した。上海外国為替市場では、人民元相場が約8カ月ぶりの元高水準で推移している。石炭や非鉄など主要な商品先物が急伸したことも、投資家のセンチメントを上向かせた。
<CS>