13日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高と4日ぶり反発、大型優良株が相場けん引
[17/07/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
13日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比20.62ポイント(0.64%)高の3218.16ポイントと4日ぶりに反発した。約3カ月ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数も上昇し、21.60ポイント(0.65%)高の3370.35ポイントで取引を終えた。
中国景気の先行き楽観で買われる展開。取引時間中に公表された今年6月の中国貿易統計では、輸出と輸入の伸びがそろって上振れた。昨日引け後に発表された金融統計では、同月の人民元建て新規融資が予想を上回る伸びを示している。
大型優良株が相場をけん引。上海50A指数(上海市場の代表的な50銘柄で構成される)は1.4%上昇し、主要指標の上海総合指数をパフォーマンスで上回っている。個別では、中国工商銀行(601398/SH)が1.6%高、中国人寿保険(601628/SH)が2.9%高、中国建築(601668/SH)が2.5%高と上げが目立っている。
非鉄やレアアース、鉄鋼など資源株も高い。中国アルミ(601600/SH)が2.5%、北方稀土集団(600111/SH) が8.2%、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.8%ずつ上昇した。過剰生産の解消が進むことにより、製品価格の値上がりが期待されている。レアアースについては、当局が先ごろ、違法採掘などの取り締まりを強化する方針を発表したばかり。石炭や石油のエネルギー株、海運株、不動産株なども物色された。
外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が1.80ポイント(0.55%)高の329.64ポイント、深センB株指数が4.15ポイント(0.36%)高の1165.62ポイントで終了した。
【亜州IR】
<CS>
中国景気の先行き楽観で買われる展開。取引時間中に公表された今年6月の中国貿易統計では、輸出と輸入の伸びがそろって上振れた。昨日引け後に発表された金融統計では、同月の人民元建て新規融資が予想を上回る伸びを示している。
大型優良株が相場をけん引。上海50A指数(上海市場の代表的な50銘柄で構成される)は1.4%上昇し、主要指標の上海総合指数をパフォーマンスで上回っている。個別では、中国工商銀行(601398/SH)が1.6%高、中国人寿保険(601628/SH)が2.9%高、中国建築(601668/SH)が2.5%高と上げが目立っている。
非鉄やレアアース、鉄鋼など資源株も高い。中国アルミ(601600/SH)が2.5%、北方稀土集団(600111/SH) が8.2%、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.8%ずつ上昇した。過剰生産の解消が進むことにより、製品価格の値上がりが期待されている。レアアースについては、当局が先ごろ、違法採掘などの取り締まりを強化する方針を発表したばかり。石炭や石油のエネルギー株、海運株、不動産株なども物色された。
外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が1.80ポイント(0.55%)高の329.64ポイント、深センB株指数が4.15ポイント(0.36%)高の1165.62ポイントで終了した。
【亜州IR】
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