概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は4日続伸、海外市場の上昇や原油価格が安定していることなどが好感
[17/07/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 65178.35 +0.53%
13日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比342.80ポイント高(+0.53%)の65178.35で取引を終えた。65302.33 まで上昇した後、一時64854.26まで下落した。
終始プラス圏で推移し、後半に上げ幅をやや拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株に買いが継続。また、原油価格の続伸や堅調な中国の貿易統計なども支援材料となった。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MICEX指数 1959.91 +0.28%
13日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比5.52ポイント高(+0.28%)の1959.91で取引を終了した。1963.37から1946.61まで下落した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。海外市場の上昇や原油価格が安定していることなどが好感され、ロシア株に買いが継続。また、中国の貿易統計が予想を上回ったことも好感された。国内では、ロシア中央銀行が金融機関の救済ファンドを設立する方針を示したことが支援材料。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 32037.38 +0.73%
13日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比232.56ポイント高(+0.73%)の32037.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同75.60ポイント高(+0.77%)の9891.70で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、利下げ期待が高まっていることも支援材料となった。6月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年比)は1.54%となり、前月の2.18%と市場予想の1.70%を下回ったほか、過去最低水準を記録した。5月の鉱工業生産の上昇率(前年同月比)は1.7%となり、前月の2.8%(改定値)を下回り、3カ月ぶりの低水準。景気減速が確認されている中、利下げ期待が一段と高まっている。
【中国本土】上海総合指数 3218.16 +0.64%
13日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比20.62ポイント高(+0.64%)の3218.16ポイントと4日ぶりに反発した。約3カ月ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数も上昇し、21.60ポイント(0.65%)高の3370.35ポイントで取引を終えた。
中国景気の先行き楽観で買われる展開。取引時間中に公表された今年6月の中国貿易統計では、輸出と輸入の伸びがそろって上振れた。昨日引け後に発表された金融統計では、同月の人民元建て新規融資が予想を上回る伸びを示している。
<CS>
13日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比342.80ポイント高(+0.53%)の65178.35で取引を終えた。65302.33 まで上昇した後、一時64854.26まで下落した。
終始プラス圏で推移し、後半に上げ幅をやや拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株に買いが継続。また、原油価格の続伸や堅調な中国の貿易統計なども支援材料となった。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MICEX指数 1959.91 +0.28%
13日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比5.52ポイント高(+0.28%)の1959.91で取引を終了した。1963.37から1946.61まで下落した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。海外市場の上昇や原油価格が安定していることなどが好感され、ロシア株に買いが継続。また、中国の貿易統計が予想を上回ったことも好感された。国内では、ロシア中央銀行が金融機関の救済ファンドを設立する方針を示したことが支援材料。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 32037.38 +0.73%
13日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比232.56ポイント高(+0.73%)の32037.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同75.60ポイント高(+0.77%)の9891.70で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、利下げ期待が高まっていることも支援材料となった。6月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年比)は1.54%となり、前月の2.18%と市場予想の1.70%を下回ったほか、過去最低水準を記録した。5月の鉱工業生産の上昇率(前年同月比)は1.7%となり、前月の2.8%(改定値)を下回り、3カ月ぶりの低水準。景気減速が確認されている中、利下げ期待が一段と高まっている。
【中国本土】上海総合指数 3218.16 +0.64%
13日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比20.62ポイント高(+0.64%)の3218.16ポイントと4日ぶりに反発した。約3カ月ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数も上昇し、21.60ポイント(0.65%)高の3370.35ポイントで取引を終えた。
中国景気の先行き楽観で買われる展開。取引時間中に公表された今年6月の中国貿易統計では、輸出と輸入の伸びがそろって上振れた。昨日引け後に発表された金融統計では、同月の人民元建て新規融資が予想を上回る伸びを示している。
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