概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は続落、不安定な海外環境が足かせに
[17/08/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 71016.59 -0.08%
28日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比57.06ポイント安(-0.08%)の71016.59で取引を終えた。71,389.88まで上昇した後、一時70908.64まで下落した。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。北朝鮮情勢をめぐる緊張感が高まっていることが警戒され、後半はリスク回避の売りがやや優勢となった。また、原油価格の下落も足かせに。一方、構造改革の前進に対する期待感が高まっていることなどが指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 1987.15 +0.40%
28日のロシア株式市場は6日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比8.01ポイント高(+0.40%)の1987.15で取引を終了した。1987.23から1972.76まで下落した。
マイナス圏で推移した後は後半に買い戻された。成長見通しの上方修正が引き続き好感された。7-9月期のロシアの成長予想は1.5-1.8%から1.7-2.2%に引き上げられた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、原油価格の下落が圧迫材料となった。また、北朝鮮情勢をめぐる緊張感が高まっていることも足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 31750.82 +0.49%
28日のインドSENSEX指数は4営業日続伸。前日比154.76ポイント高(+0.49%)の31750.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同55.75ポイント高(+0.57%)の9912.80で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外資金の流入加速観測が支援材料となった。インドに流入する海外直接投資(FDI)は向こう5年に国内総生産(GDP)の2.5%まで拡大すると予測されている。また、外貨準備高の増加なども好感された。報告によると、外貨準備高は4000億米ドルの大台に接近しているという。
【中国本土】上海総合指数 3362.65 +0.93%
週明け28日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比31.13ポイント高(+0.93%)の3362.65ポイントと続伸した。約1年8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
年金資金の流入期待が根強い。新規定に基づく養老保険基金(年金基金)の運用がすでにスタートするなか、「投資余力は大きい」との見方が流れている。これまでに公表された主要企業の中間決算に関して、増益や増配を決定する企業が多いことも投資家の買い安心感を誘った。
<NH>
28日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比57.06ポイント安(-0.08%)の71016.59で取引を終えた。71,389.88まで上昇した後、一時70908.64まで下落した。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。北朝鮮情勢をめぐる緊張感が高まっていることが警戒され、後半はリスク回避の売りがやや優勢となった。また、原油価格の下落も足かせに。一方、構造改革の前進に対する期待感が高まっていることなどが指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 1987.15 +0.40%
28日のロシア株式市場は6日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比8.01ポイント高(+0.40%)の1987.15で取引を終了した。1987.23から1972.76まで下落した。
マイナス圏で推移した後は後半に買い戻された。成長見通しの上方修正が引き続き好感された。7-9月期のロシアの成長予想は1.5-1.8%から1.7-2.2%に引き上げられた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、原油価格の下落が圧迫材料となった。また、北朝鮮情勢をめぐる緊張感が高まっていることも足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 31750.82 +0.49%
28日のインドSENSEX指数は4営業日続伸。前日比154.76ポイント高(+0.49%)の31750.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同55.75ポイント高(+0.57%)の9912.80で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外資金の流入加速観測が支援材料となった。インドに流入する海外直接投資(FDI)は向こう5年に国内総生産(GDP)の2.5%まで拡大すると予測されている。また、外貨準備高の増加なども好感された。報告によると、外貨準備高は4000億米ドルの大台に接近しているという。
【中国本土】上海総合指数 3362.65 +0.93%
週明け28日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比31.13ポイント高(+0.93%)の3362.65ポイントと続伸した。約1年8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
年金資金の流入期待が根強い。新規定に基づく養老保険基金(年金基金)の運用がすでにスタートするなか、「投資余力は大きい」との見方が流れている。これまでに公表された主要企業の中間決算に関して、増益や増配を決定する企業が多いことも投資家の買い安心感を誘った。
<NH>