概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は7日続伸、企業業績の改善が好感され関連銘柄に買いが広がった
[17/08/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 71329.85 +0.44%
29日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比313.26ポイント高(+0.44%)の71329.85で取引を終えた。71329.85まで上昇した後、一時70517.41まで下落した。
売りが先行した後は買い戻され、後半はプラス圏を回復した。北朝鮮のミサイル発射実験について、米朝の軍事衝突につながることはないとの見方が支援材料となり、後半は買いが優勢となった。一方、原油価格の下落などが指数の足かせになった。
【ロシア】MICEX指数 1989.12 +0.10%
29日のロシア株式市場は7日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比1.97ポイント高(+0.10%)の1989.12で取引を終了した。1989.12から1967.11まで下落した。
大幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと縮小させた。企業業績の改善が好感され、関連銘柄に買いが広がった。一方、高まる北朝鮮の緊張情勢が警戒され、朝方は大幅安で寄り付いた。また、原油価格の下落なども圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 31388.39 -1.14%
29日のインドSENSEX指数は5営業日ぶりに反落。前日比362.43ポイント安(-1.14%)の31388.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同116.75ポイント安(-1.18%)の9796.05で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。北朝鮮をめぐる地政学リスクの高まりや、この日の香港や東京市場がさえない展開を示していることを受け、インド株にもリスク回避の売りがやや強まった。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。
【中国本土】上海総合指数 3365.23 +0.08%
29日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比2.57ポイント高(+0.08%)の3365.23ポイントと小幅ながら3日続伸した。約1年8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
資金流入期待で買われる展開。中国本土・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)を通じた取引では、本土に向けた資金流入が先週後半から加速している。全国社会保障基金などの買い支え期待も根強い。「国有企業改革」の進展も評価される。中国国有資産監督管理委員会は28日、中国国電集団と神華集団を合併させると発表した。ただ、上値は限定的。金利高を警戒して指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は29日、15年4月以来の2.9%台に跳ね上がっている(昨日までは2.8%台で推移)。
<NH>
29日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比313.26ポイント高(+0.44%)の71329.85で取引を終えた。71329.85まで上昇した後、一時70517.41まで下落した。
売りが先行した後は買い戻され、後半はプラス圏を回復した。北朝鮮のミサイル発射実験について、米朝の軍事衝突につながることはないとの見方が支援材料となり、後半は買いが優勢となった。一方、原油価格の下落などが指数の足かせになった。
【ロシア】MICEX指数 1989.12 +0.10%
29日のロシア株式市場は7日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比1.97ポイント高(+0.10%)の1989.12で取引を終了した。1989.12から1967.11まで下落した。
大幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと縮小させた。企業業績の改善が好感され、関連銘柄に買いが広がった。一方、高まる北朝鮮の緊張情勢が警戒され、朝方は大幅安で寄り付いた。また、原油価格の下落なども圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 31388.39 -1.14%
29日のインドSENSEX指数は5営業日ぶりに反落。前日比362.43ポイント安(-1.14%)の31388.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同116.75ポイント安(-1.18%)の9796.05で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。北朝鮮をめぐる地政学リスクの高まりや、この日の香港や東京市場がさえない展開を示していることを受け、インド株にもリスク回避の売りがやや強まった。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。
【中国本土】上海総合指数 3365.23 +0.08%
29日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比2.57ポイント高(+0.08%)の3365.23ポイントと小幅ながら3日続伸した。約1年8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
資金流入期待で買われる展開。中国本土・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)を通じた取引では、本土に向けた資金流入が先週後半から加速している。全国社会保障基金などの買い支え期待も根強い。「国有企業改革」の進展も評価される。中国国有資産監督管理委員会は28日、中国国電集団と神華集団を合併させると発表した。ただ、上値は限定的。金利高を警戒して指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は29日、15年4月以来の2.9%台に跳ね上がっている(昨日までは2.8%台で推移)。
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