概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は8日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり下値を拾う動きがやや活発
[17/09/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 73567.25 -0.31%
28日のブラジル株式市場は6日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比229.46ポイント安(-0.31%)の73567.25で取引を終えた。74010.52まで上昇した後、一時73276.61まで下落した。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。テメル大統領の支持率の低下が嫌気され、構造改革の遅れ懸念がやや強まった。最新調査によると、テメル大統領「良いあるいはすばらしい大統領」を回答したのは3%にとどまり、7月の調査結果5%からさらに低下した。また、NY原油価格の下落なども足かせになった。一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、朝方は下値拾う動きもみられた。
【ロシア】MICEX指数 2071.64 -0.46%
28日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比9.48ポイント安(-0.46%)の2071.64で取引を終了した。2084.39から2068.54まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に下げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強い。また、通貨ルーブル高の進行も輸出銘柄の売り材料となった。一方、ブレント原油価格が底堅い展開を示したことが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 31282.48 +0.39%
28日のインドSENSEX指数は8日ぶりに反発。前日比122.67ポイント高(+0.39%)の31282.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同33.20ポイント高(+0.34%)の9768.95で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅を拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きがやや活発になった。また、景気対策への期待が高まっていることも引き続き支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3339.64 -0.17%
28日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.63ポイント安(-0.17%)の3339.64ポイントと3日ぶりに反落した。
人民元安の進行が不安視される展開。中国人民銀行(中央銀行)は28日、人民元の対米ドル基準値を4日続けて元安方向に設定した。この日の上海外国為替市場では元売り(=ドル買い)が進み、約1カ月ぶりの元安水準で推移している。国慶節・中秋節の大型連休(10月1〜8日)を前に、買いを手控えるスタンスも高まった。今週末の9月30日に、今年9月の製造業PMIが報告されることも、様子見ムードを強めさせている。
<CS>
28日のブラジル株式市場は6日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比229.46ポイント安(-0.31%)の73567.25で取引を終えた。74010.52まで上昇した後、一時73276.61まで下落した。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。テメル大統領の支持率の低下が嫌気され、構造改革の遅れ懸念がやや強まった。最新調査によると、テメル大統領「良いあるいはすばらしい大統領」を回答したのは3%にとどまり、7月の調査結果5%からさらに低下した。また、NY原油価格の下落なども足かせになった。一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、朝方は下値拾う動きもみられた。
【ロシア】MICEX指数 2071.64 -0.46%
28日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比9.48ポイント安(-0.46%)の2071.64で取引を終了した。2084.39から2068.54まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に下げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強い。また、通貨ルーブル高の進行も輸出銘柄の売り材料となった。一方、ブレント原油価格が底堅い展開を示したことが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 31282.48 +0.39%
28日のインドSENSEX指数は8日ぶりに反発。前日比122.67ポイント高(+0.39%)の31282.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同33.20ポイント高(+0.34%)の9768.95で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅を拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きがやや活発になった。また、景気対策への期待が高まっていることも引き続き支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3339.64 -0.17%
28日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.63ポイント安(-0.17%)の3339.64ポイントと3日ぶりに反落した。
人民元安の進行が不安視される展開。中国人民銀行(中央銀行)は28日、人民元の対米ドル基準値を4日続けて元安方向に設定した。この日の上海外国為替市場では元売り(=ドル買い)が進み、約1カ月ぶりの元安水準で推移している。国慶節・中秋節の大型連休(10月1〜8日)を前に、買いを手控えるスタンスも高まった。今週末の9月30日に、今年9月の製造業PMIが報告されることも、様子見ムードを強めさせている。
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