概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は6日ぶり反発、利下げの実施が好感された
[17/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 75975.71 +0.10%
27日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比79.36ポイント高(+0.10%)の75975.71で取引を終えた。75600.64から76616.98まで上昇した。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。原油高が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、通貨レアル安の進行も輸出大手などの物色手掛かり。一方、指数の上値は重い。米金利の先高見通しを受け、ブラジルなど新興国からの資金流出圧力が強まった。
【ロシア】MICEX指数 2068.76 +1.08%
27日のロシア株式市場は6日ぶり反発。主要指標のMICEX指数は前日比22.07ポイント高(+1.08%)の2068.76で取引を終了した。2068.76から2050.35まで下落した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、利下げの実施が好感された。ロシア中央銀行はこの日、政策金利を従来の8.50%から8.25%に引き下げた。中銀は年初から10月23日までのインフレ率が目標範囲内に収めていたと指摘。ただ、インフレ率が再び加速する可能性があるとも強調した。
【インド】SENSEX指数 33157.22 +0.03%
27日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比0.03%高(+10.09ポイント)の33157.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.75ポイント高(+0.20%)の10323.05で取引を終えた。
高く寄り付いた後は終盤に前日の終値近辺まで値を戻した。政府がインドのビジネス環境の改善に注力する計画だとの報道が外資の流入期待を高めた。また、海外市場の上昇を受け、インド株も買いが先行した。
【中国本土】上海総合指数 3416.81 +0.27%
27日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比9.25ポイント高(+0.27%)の3416.81ポイントと6日続伸し、1年10カ月ぶりの終値ベース高値を連日で更新した。
企業業績の好調が相場を支える展開。中国建設銀行(601939/SH)と中国人寿保険(601628/SH)が1〜9月期決算を発表し、不良債権比率の改善や増収増益など良好な決算内容だったことがセクター全体の追い風となった。中国建設銀行は2.0%高と反発し、中国人寿保険は0.6%高と続伸している。そのほかの保険株や銀行株も上昇するなか、上海市場の代表的な50銘柄で構成される「上海50A株指数」は1.6%高と続伸し、約2年3カ月ぶりの高値を更新した。
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27日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比79.36ポイント高(+0.10%)の75975.71で取引を終えた。75600.64から76616.98まで上昇した。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。原油高が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、通貨レアル安の進行も輸出大手などの物色手掛かり。一方、指数の上値は重い。米金利の先高見通しを受け、ブラジルなど新興国からの資金流出圧力が強まった。
【ロシア】MICEX指数 2068.76 +1.08%
27日のロシア株式市場は6日ぶり反発。主要指標のMICEX指数は前日比22.07ポイント高(+1.08%)の2068.76で取引を終了した。2068.76から2050.35まで下落した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、利下げの実施が好感された。ロシア中央銀行はこの日、政策金利を従来の8.50%から8.25%に引き下げた。中銀は年初から10月23日までのインフレ率が目標範囲内に収めていたと指摘。ただ、インフレ率が再び加速する可能性があるとも強調した。
【インド】SENSEX指数 33157.22 +0.03%
27日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比0.03%高(+10.09ポイント)の33157.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.75ポイント高(+0.20%)の10323.05で取引を終えた。
高く寄り付いた後は終盤に前日の終値近辺まで値を戻した。政府がインドのビジネス環境の改善に注力する計画だとの報道が外資の流入期待を高めた。また、海外市場の上昇を受け、インド株も買いが先行した。
【中国本土】上海総合指数 3416.81 +0.27%
27日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比9.25ポイント高(+0.27%)の3416.81ポイントと6日続伸し、1年10カ月ぶりの終値ベース高値を連日で更新した。
企業業績の好調が相場を支える展開。中国建設銀行(601939/SH)と中国人寿保険(601628/SH)が1〜9月期決算を発表し、不良債権比率の改善や増収増益など良好な決算内容だったことがセクター全体の追い風となった。中国建設銀行は2.0%高と反発し、中国人寿保険は0.6%高と続伸している。そのほかの保険株や銀行株も上昇するなか、上海市場の代表的な50銘柄で構成される「上海50A株指数」は1.6%高と続伸し、約2年3カ月ぶりの高値を更新した。
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