概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は小反発、原油価格の下落が資源大手の売り圧力を高めた
[17/12/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 76072.54 +0.48%
27日のブラジル株式市場は5営業日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比364.81ポイント高(+0.48%)の76072.54で取引を終えた。75707.73から76292.70まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。一段の利下げ観測が支援材料。エコノミストらは、2018年のセリック金利(政策金利)が一段と引き下げられ、6.75%まで低下すると予測。インフレの落ち着きが理由として挙げられている。また、海外市場の上昇もサポート材料となった。一方、原油価格の下落が資源の一角の売り手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 2106.17 +0.44%
27日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMICEX指数は前日比9.14ポイント高(+0.44%)の2106.17で取引を終了した。2091.94から2108.74まで上昇した。
朝方は弱含みの展開を示したが、その後は買い戻された。プーチン大統領が企業投資の拡大に向けた投資環境の整備を関連政府部門に指示したことが好感された。また、海外市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、原油価格の下落が資源大手の売り圧力を高めた
【インド】SENSEX指数 33911.81 -0.29%
27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比98.80ポイント安(-0.29%)の33911.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同40.75ポイント安(-0.39%)の10490.75で取引を終えた。
プラス圏で推移した後は終盤に売りに押された。税収の減少などが圧迫材料となった。報告によると、11月の物品・サービス税(GST)徴収額は約8000億ルピー(約1兆4160億円)となり、今年7月に導入された後の最低水準になるという。約200品目に適用している税率が引き下げられたことが徴収額の低下の主因だと説明されている。
【中国本土】上海総合指数 3275.78(-0.92%)
27日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比30.34ポイント安(+0.92%)の3275.78ポイントと反落した。
企業利益の鈍化を不安視。この日公表された主要工業企業の11月利益では、増加率が10月の25.1%から14.9%に大幅鈍化したことが明らかにされた。大型株が主導し、指数は下げ幅を徐々に広げている。上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は、前日比1.9%安と急反落し、主要指標をアンダーパフォームした。
<CS>
27日のブラジル株式市場は5営業日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比364.81ポイント高(+0.48%)の76072.54で取引を終えた。75707.73から76292.70まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。一段の利下げ観測が支援材料。エコノミストらは、2018年のセリック金利(政策金利)が一段と引き下げられ、6.75%まで低下すると予測。インフレの落ち着きが理由として挙げられている。また、海外市場の上昇もサポート材料となった。一方、原油価格の下落が資源の一角の売り手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 2106.17 +0.44%
27日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMICEX指数は前日比9.14ポイント高(+0.44%)の2106.17で取引を終了した。2091.94から2108.74まで上昇した。
朝方は弱含みの展開を示したが、その後は買い戻された。プーチン大統領が企業投資の拡大に向けた投資環境の整備を関連政府部門に指示したことが好感された。また、海外市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、原油価格の下落が資源大手の売り圧力を高めた
【インド】SENSEX指数 33911.81 -0.29%
27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比98.80ポイント安(-0.29%)の33911.81、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同40.75ポイント安(-0.39%)の10490.75で取引を終えた。
プラス圏で推移した後は終盤に売りに押された。税収の減少などが圧迫材料となった。報告によると、11月の物品・サービス税(GST)徴収額は約8000億ルピー(約1兆4160億円)となり、今年7月に導入された後の最低水準になるという。約200品目に適用している税率が引き下げられたことが徴収額の低下の主因だと説明されている。
【中国本土】上海総合指数 3275.78(-0.92%)
27日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比30.34ポイント安(+0.92%)の3275.78ポイントと反落した。
企業利益の鈍化を不安視。この日公表された主要工業企業の11月利益では、増加率が10月の25.1%から14.9%に大幅鈍化したことが明らかにされた。大型株が主導し、指数は下げ幅を徐々に広げている。上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は、前日比1.9%安と急反落し、主要指標をアンダーパフォームした。
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