概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は4日続伸、ロシア・ソブリン債の格上げが好感
[18/02/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 87652.63 +0.41%
26日のブラジル株式市場は9連騰。主要指標のボベスパ指数は前日比359.39ポイント高(+0.41%)の87652.63で取引を終えた。87241.91から88317.83まで上昇した。
高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。素材や金融、不動産などの上昇が指数を押し上げた。原油高の進行が好感されたほか、海外市場の上昇が支援材料。ただ、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開を示した。
【ロシア】MICEX指数 2353.16 +0.70%
連休明けとなる26日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比16.34ポイント高(+0.70%)の2353.16で取引を終了した。2346.73から2376.96まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。ロシア・ソブリン債の格上げが好感された。S&Pグローバル・レーティングは23日、ロシアの信用格付けをジャンク級から投機的水準に引き上げた。格上げは12年ぶりとなる。S&Pは、商品価格の下落や欧米など国際社会からの制裁を受けているにもかかわらず、ロシア政府が適切な経済政策を採用していることを評価し、ソブリン格付けを「BB+」から「BBB-」に引き上げた。見通しは「安定的」とした。また、原油価格や海外市場の上昇などもロシア株のサポート材料となった。
【インド】SENSEX指数 34445.75 +0.89%
26日のインドSENSEX指数は続伸。前日比303.60ポイント高(+0.89%)の34445.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.55ポイント高(+0.87%)の10582.60で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。海外市場の上昇が好感され、インド株にも買いが広がった。また、輸出業者から徴収された物品・サービス税(GST)の70%が還付されるとの観測も対象銘柄の物色手掛かりとなった。ほかに、国内ファンドの買いが活発になっていることが指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 3329.57 +1.23%
週明け26日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比40.55ポイント高(+1.23%)の3329.57ポイントと6日続伸した。
中国の政策期待が強まる流れ。中国主席の任期延長が実現するとみられるなか、習主席が掲げる経済成長策が強力に推し進められると予想された。共産党中央委員会は25日、国家主席の任期制限規定の削除を含む憲法改正案を発表。3月に開かれる全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で審議され、可決される見通しだ。
<NH>
26日のブラジル株式市場は9連騰。主要指標のボベスパ指数は前日比359.39ポイント高(+0.41%)の87652.63で取引を終えた。87241.91から88317.83まで上昇した。
高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。素材や金融、不動産などの上昇が指数を押し上げた。原油高の進行が好感されたほか、海外市場の上昇が支援材料。ただ、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開を示した。
【ロシア】MICEX指数 2353.16 +0.70%
連休明けとなる26日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比16.34ポイント高(+0.70%)の2353.16で取引を終了した。2346.73から2376.96まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。ロシア・ソブリン債の格上げが好感された。S&Pグローバル・レーティングは23日、ロシアの信用格付けをジャンク級から投機的水準に引き上げた。格上げは12年ぶりとなる。S&Pは、商品価格の下落や欧米など国際社会からの制裁を受けているにもかかわらず、ロシア政府が適切な経済政策を採用していることを評価し、ソブリン格付けを「BB+」から「BBB-」に引き上げた。見通しは「安定的」とした。また、原油価格や海外市場の上昇などもロシア株のサポート材料となった。
【インド】SENSEX指数 34445.75 +0.89%
26日のインドSENSEX指数は続伸。前日比303.60ポイント高(+0.89%)の34445.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.55ポイント高(+0.87%)の10582.60で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。海外市場の上昇が好感され、インド株にも買いが広がった。また、輸出業者から徴収された物品・サービス税(GST)の70%が還付されるとの観測も対象銘柄の物色手掛かりとなった。ほかに、国内ファンドの買いが活発になっていることが指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 3329.57 +1.23%
週明け26日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比40.55ポイント高(+1.23%)の3329.57ポイントと6日続伸した。
中国の政策期待が強まる流れ。中国主席の任期延長が実現するとみられるなか、習主席が掲げる経済成長策が強力に推し進められると予想された。共産党中央委員会は25日、国家主席の任期制限規定の削除を含む憲法改正案を発表。3月に開かれる全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で審議され、可決される見通しだ。
<NH>