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概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は小幅続落、財政赤字の拡大懸念などが圧迫材料
[18/08/31]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 76404.09 -2.53％
30日のブラジル市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1984.74ポイント安（-2.53％）の76404.09で取引を終えた。78388.83から76372.21まで下落した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。アルゼンチン・ペソの急落など新興国通貨不安の広がりを受け、ブラジル株にも売りが広がった。また、通貨レアルが対米ドルで下落したことも足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2330.92 -0.75％
30日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比17.52ポイント安（-0.75％）の2330.92で取引を終了した。2359.58から2325.80まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、後半は下げ幅を一段と拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、携帯大手メガフォンの急落なども指数の足かせに。キャッシュフローの悪化が売り手掛かりとなったもようだ
【インド】SENSEX指数 38690.10 -0.08％
30日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比32.83ポイント安(-0.08％)の38690.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同15.10ポイント安(-0.13％)の11676.80で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。財政赤字の拡大懸念などが圧迫材料。原油価格の上昇を受け、2018年度（19年3月まで1年間）の財政赤字目標（国内総生産の3.3％以内）の達成が困難だと予測されている。また、ガソリンなどの小売価格が引き上げられていることもインフレ率の加速懸念を強めた。
【中国本土】上海総合指数 2737.74 -1.14％
30日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比31.56ポイント安
（-1.14％）の2737.74ポイントと3日続落した。
指標発表が気がかり。31日に公表される8月の製造業PMI（国家統計局などが集計・発表）については、市場コンセンサス予想では前月からやや低下するみられている。米国は中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第1弾（340億米ドル相当）を7月6日に、第2弾（160億米ドル相当）を8月23日に発動していることもあり（中国側も同規模の報復関税を発動）、景況感の悪化が不安視される状況だ。
＜NH＞
30日のブラジル市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1984.74ポイント安（-2.53％）の76404.09で取引を終えた。78388.83から76372.21まで下落した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。アルゼンチン・ペソの急落など新興国通貨不安の広がりを受け、ブラジル株にも売りが広がった。また、通貨レアルが対米ドルで下落したことも足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2330.92 -0.75％
30日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比17.52ポイント安（-0.75％）の2330.92で取引を終了した。2359.58から2325.80まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、後半は下げ幅を一段と拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、携帯大手メガフォンの急落なども指数の足かせに。キャッシュフローの悪化が売り手掛かりとなったもようだ
【インド】SENSEX指数 38690.10 -0.08％
30日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比32.83ポイント安(-0.08％)の38690.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同15.10ポイント安(-0.13％)の11676.80で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。財政赤字の拡大懸念などが圧迫材料。原油価格の上昇を受け、2018年度（19年3月まで1年間）の財政赤字目標（国内総生産の3.3％以内）の達成が困難だと予測されている。また、ガソリンなどの小売価格が引き上げられていることもインフレ率の加速懸念を強めた。
【中国本土】上海総合指数 2737.74 -1.14％
30日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比31.56ポイント安
（-1.14％）の2737.74ポイントと3日続落した。
指標発表が気がかり。31日に公表される8月の製造業PMI（国家統計局などが集計・発表）については、市場コンセンサス予想では前月からやや低下するみられている。米国は中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第1弾（340億米ドル相当）を7月6日に、第2弾（160億米ドル相当）を8月23日に発動していることもあり（中国側も同規模の報復関税を発動）、景況感の悪化が不安視される状況だ。
＜NH＞
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