概況からBRICsを知ろう〜インドSENSEX指数は3日続伸、貸し出しの増加が好感された
[18/11/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 89250.82 +1.55%
28日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1359.64ポイント高(+1.55%)の89250.82で取引を終えた。87153.47から89482.93まで上昇した。
前半は不安定な展開もみられたが、後半は上げ幅を大幅に拡大させた。米追加利上げ観測が大きく後退したことが好感され、ブラジルなど新興国からの資金流出懸念が緩和された。また、米中通商交渉への期待が高まっていることも引き続き支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2308.50 -1.47
28日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比42.41ポイント高(+1.81)の2381.12で取引を終了した。2341.11から2386.82まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の配当増加などが好感され、関連銘柄に買いが集中した。また、ウクライナとの緊張関係の緩和や米中通商交渉への期待が高まっていることなども引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 35716.95 +0.57%
28日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比203.81ポイント高(+0.57%)の35716.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.25ポイント高(+0.40%)の10728.85で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。貸し出しの増加が好感された。11月の実体経済への貸出額は前年同月比で15.6%増加したと報告された。また、国有銀行への流動性供給計画なども引き続き支援材料。このほか、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポートした。外部環境では、前日の米株式市場の上昇などを受け、インド株にも買いが先行した。
【中国本土】上海総合指数 2601.74 +1.05%
28日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比27.06ポイント高(+1.05%)の2601.74ポイントと5日ぶりに反発。
米中通商交渉の不安がやや後退。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は27日午後(米時間)、「中国とは広範な分野で協議中。トランプ米大統領と習近平国家主席は12月1日に会談する」と発言した。また、指数は前日までの4日続落で約4週ぶりの安値水準に低迷するなか、値ごろ感も着目されている。
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28日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1359.64ポイント高(+1.55%)の89250.82で取引を終えた。87153.47から89482.93まで上昇した。
前半は不安定な展開もみられたが、後半は上げ幅を大幅に拡大させた。米追加利上げ観測が大きく後退したことが好感され、ブラジルなど新興国からの資金流出懸念が緩和された。また、米中通商交渉への期待が高まっていることも引き続き支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2308.50 -1.47
28日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比42.41ポイント高(+1.81)の2381.12で取引を終了した。2341.11から2386.82まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の配当増加などが好感され、関連銘柄に買いが集中した。また、ウクライナとの緊張関係の緩和や米中通商交渉への期待が高まっていることなども引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 35716.95 +0.57%
28日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比203.81ポイント高(+0.57%)の35716.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.25ポイント高(+0.40%)の10728.85で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。貸し出しの増加が好感された。11月の実体経済への貸出額は前年同月比で15.6%増加したと報告された。また、国有銀行への流動性供給計画なども引き続き支援材料。このほか、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポートした。外部環境では、前日の米株式市場の上昇などを受け、インド株にも買いが先行した。
【中国本土】上海総合指数 2601.74 +1.05%
28日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比27.06ポイント高(+1.05%)の2601.74ポイントと5日ぶりに反発。
米中通商交渉の不安がやや後退。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は27日午後(米時間)、「中国とは広範な分野で協議中。トランプ米大統領と習近平国家主席は12月1日に会談する」と発言した。また、指数は前日までの4日続落で約4週ぶりの安値水準に低迷するなか、値ごろ感も着目されている。
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