概況からBRICsを知ろう〜ロシア市場は反発、原油高や欧州市場の上昇で
[19/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 95639.33 +0.20%
29日のブラジル市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比195.45ポイント高(+0.20%)の95639.33で取引を終えた。95508.28から96751.32まで上昇した。
高く寄り付いた後は上げ幅をやや縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。景気の回復観測などが好感された。昨年12月の銀行の貸出増加率(前年比)は5.5%となり、2016年1月以来の高水準を記録。一方、指数の上値は重い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や米中通商交渉を控え、慎重ムードが高い。
【ロシア】MICEX指数 2498.35 +0.87%
29日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比21.54ポイント高(+0.87%)の2498.35で取引を終了した。2464.25から2501.69まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が好感され、ウエートの高い資源セクターに買いが広がった。また、欧州市場の上昇なども支援材料。一方、アルミ大手UCルサール(RUAL)などの下落が指数の足かせとなった。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢になったもようだ。
【インド】SENSEX指数 35592.50 -0.18%
29日のSENSEX指数は前日比64.20ポイント安(-0.18%)の35592.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同9.35ポイント安(-0.09%)の10652.20で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控える上、米中通商交渉が翌30日から2日間の日程で行われる予定となり、見極めるムードが強まった。ほかに、中国の景気の先行き不安などを受け、対中輸出の伸び鈍化懸念も高まった。
【中国本土】上海総合指数 2594.25 -0.10%
29日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比2.72ポイント安(-0.10%)の2594.25ポイントと続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ。中国指標の悪化を受け、国内景気の先行きが不安視されている。米中関係の悪化も警戒。米司法省は28日、イランとの不正な金融取引に関与したとして、華為技術(ファーウェイ)と同社の孟晩舟副董事長(兼CFO)を起訴したと公表した。ただ、下値は限定的。中国銀行保険監督管理委員会の肖遠報道官が28日、国内メディアの取材に対し、機関投資家としての保険会社の役割をより十分に発揮させる方針を示し、優良株投資を奨励したことが相場を下支えしている。
<NH>
29日のブラジル市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比195.45ポイント高(+0.20%)の95639.33で取引を終えた。95508.28から96751.32まで上昇した。
高く寄り付いた後は上げ幅をやや縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。景気の回復観測などが好感された。昨年12月の銀行の貸出増加率(前年比)は5.5%となり、2016年1月以来の高水準を記録。一方、指数の上値は重い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や米中通商交渉を控え、慎重ムードが高い。
【ロシア】MICEX指数 2498.35 +0.87%
29日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比21.54ポイント高(+0.87%)の2498.35で取引を終了した。2464.25から2501.69まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が好感され、ウエートの高い資源セクターに買いが広がった。また、欧州市場の上昇なども支援材料。一方、アルミ大手UCルサール(RUAL)などの下落が指数の足かせとなった。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢になったもようだ。
【インド】SENSEX指数 35592.50 -0.18%
29日のSENSEX指数は前日比64.20ポイント安(-0.18%)の35592.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同9.35ポイント安(-0.09%)の10652.20で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控える上、米中通商交渉が翌30日から2日間の日程で行われる予定となり、見極めるムードが強まった。ほかに、中国の景気の先行き不安などを受け、対中輸出の伸び鈍化懸念も高まった。
【中国本土】上海総合指数 2594.25 -0.10%
29日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比2.72ポイント安(-0.10%)の2594.25ポイントと続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ。中国指標の悪化を受け、国内景気の先行きが不安視されている。米中関係の悪化も警戒。米司法省は28日、イランとの不正な金融取引に関与したとして、華為技術(ファーウェイ)と同社の孟晩舟副董事長(兼CFO)を起訴したと公表した。ただ、下値は限定的。中国銀行保険監督管理委員会の肖遠報道官が28日、国内メディアの取材に対し、機関投資家としての保険会社の役割をより十分に発揮させる方針を示し、優良株投資を奨励したことが相場を下支えしている。
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