概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は続落、海外市場の下落が嫌気
[19/03/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 98026.62 +2.79%
11日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2661.77ポイント高(+2.79%)の98026.62で取引を終えた。95384.46から98026.62まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが先行。また、米中貿易戦争の終結観測や中国の景気テコ入れ策への期待が高まっていることも好感された。
【ロシア】MICEX指数 2465.94 -0.43%
11日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比10.70ポイント安(-0.43%)の2465.94で取引を終了した。2492.61から2473.31まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。ロシア市場が休場(8日)中の海外市場の下落が嫌気され、売りが優勢となった。また、世界景気の先行き不安も圧迫材料。一方、米中貿易戦争の終結観測や中国などの景気対策への期待が引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 36671.43 -0.15%
11日のインドSENSEX指数は反発。前日比382.67ポイント高(+1.04%)の37054.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同132.65ポイント高(+1.20%)の11168.05で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。追加利下げ観測が好感された。景気減速やインフレ率の落ち着きを受け、インド準備銀行(中央銀行)は4月にも追加の利下げを実施すると予測されている。また、外国人投資家(FII)の買い越しも支援材料。FIIはこの日までに13日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3026.99 +1.90%
週明け11日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比57.13ポイント高(+1.92%)の3026.99ポイントと反発した。
米中協議の進展観測が広がる流れ。中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は10日の記者会見で、「米中協議では、自国企業の輸出を後押しするための通貨切り下げを両国間で行わないことで合意した」と発言した。中国商務部の王受文副部長はこれより先、「米中両国は追加関税の全面撤廃に向けて協議している」と説明している。中国の政策に対する期待感も強まる状況。易綱総裁は前述した記者会見で、景気減速に対応するため、融資の促進や借り入れコストの引き下げ方針を示している。中国では年一度の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が15日まで開催される予定。各種の政策が順次明らかにされる見通しだ。また、先週末の上海総合指数は4.4%安と下落率が大きかっただけに、自律反発狙いの買いもみられている。
<CS>
11日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2661.77ポイント高(+2.79%)の98026.62で取引を終えた。95384.46から98026.62まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが先行。また、米中貿易戦争の終結観測や中国の景気テコ入れ策への期待が高まっていることも好感された。
【ロシア】MICEX指数 2465.94 -0.43%
11日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比10.70ポイント安(-0.43%)の2465.94で取引を終了した。2492.61から2473.31まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。ロシア市場が休場(8日)中の海外市場の下落が嫌気され、売りが優勢となった。また、世界景気の先行き不安も圧迫材料。一方、米中貿易戦争の終結観測や中国などの景気対策への期待が引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 36671.43 -0.15%
11日のインドSENSEX指数は反発。前日比382.67ポイント高(+1.04%)の37054.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同132.65ポイント高(+1.20%)の11168.05で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。追加利下げ観測が好感された。景気減速やインフレ率の落ち着きを受け、インド準備銀行(中央銀行)は4月にも追加の利下げを実施すると予測されている。また、外国人投資家(FII)の買い越しも支援材料。FIIはこの日までに13日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3026.99 +1.90%
週明け11日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比57.13ポイント高(+1.92%)の3026.99ポイントと反発した。
米中協議の進展観測が広がる流れ。中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は10日の記者会見で、「米中協議では、自国企業の輸出を後押しするための通貨切り下げを両国間で行わないことで合意した」と発言した。中国商務部の王受文副部長はこれより先、「米中両国は追加関税の全面撤廃に向けて協議している」と説明している。中国の政策に対する期待感も強まる状況。易綱総裁は前述した記者会見で、景気減速に対応するため、融資の促進や借り入れコストの引き下げ方針を示している。中国では年一度の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が15日まで開催される予定。各種の政策が順次明らかにされる見通しだ。また、先週末の上海総合指数は4.4%安と下落率が大きかっただけに、自律反発狙いの買いもみられている。
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