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26日の中国本土市場概況:上海総合1.2%安で続落、ハイテク株は逆行高

注目トピックス 外国株
26日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比37.43ポイント(1.20%)安の3086.40ポイントと続落した。約4週ぶりの安値水準を切り下げている。上海A株指数も下落し、39.31ポイント(1.20%)安の3232.46ポイントで取引を終えた。

25日の軟調地合いを継ぐ。中国景気の先行き不安、海外マネーの流出懸念が強まっている。複数メディアが25日伝えたところによれば、今月(24日時点)の香港→本土株取引は192億3400万人民元(約3190億円)の売り越しとなり、その規模は本土株が急落した2015年7月(314億9400万人民元)に次ぐ大きさを記録した(25日の取引でも売り越しが継続)。

業種別では、自動車関連が安い。広州汽車集団(601238/SH)が4.4%、華域汽車(600741/SH)が4.3%ずつ下落した。消費関連株、インフラ関連株、資源・素材株、不動産株、医薬品株、銀行株なども売られている。

半面、ハイテク関連株は上げが目立つ。通信機器メーカーの大唐電信(600198/SH)がストップ高、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が2.1%高で引けた。大唐電信に関しては、第5世代(5G)移動通信サービスの商用化が近いことを材料視している。深セン上場の関連銘柄には、ストップ高が相次いだ。

一方、外貨建てB株の相場はまちまち。上海B株指数が0.18ポイント(0.06%)高の312.50ポイント、深センB株指数が6.43ポイント(0.63%)安の1016.71ポイントで終了した。

【亜州IR】



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