概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は反発、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料
[19/06/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 98773.69 +0.46%
13日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比452.81ポイント高(+0.46%)の98773.69で取引を終えた。98321.13から99364.50まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、内需関連への買いが広がったことも指数をサポートした。このほか、年金改革の前進期待が高まっていることが外資の流入観測を高めた。構造改革の環境が改善されていると指摘されている。
【ロシア】MICEX指数 2758.36 +0.24%
13日のロシア株式市場は小幅に5営業日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比6.61ポイント高(+0.24%)の2758.36で取引を終了した。2734.40から2759.16まで上昇した。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。ブレント原
油価格の大幅上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。ホルムズ海峡近くで石
油タンカー2隻が攻撃され、供給への不安から原油価格が上昇。また、企業の増配な
ども引き続き好感された。一方、米中通商協議の不透明感などが引き続き指数の足か
せとなった。
【インド】SENSEX指数 39741.36 -0.04%
13日のインド株式市場はまちまち。前日比15.45ポイント安(-0.04%)の39741.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.85ポイント高(+0.07%)の11914.05で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。アジア市場がおおむね軟調な値動きを示したことが足かせに。また、インフレ率の加速なども圧迫材料。5月の消費者物価指数(CPI)上昇率は3.05%となり、7カ月ぶりの高水準を記録した。
【中国本土】上海総合指数 2910.74 +0.05%
13日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.36ポイント高(+0.05%)の2910.74ポイントと反発した。
中国の政策期待が強まる流れ。経済指標の下振れを受け、「当局は景気重視スタンスを強める」との見方が広がった。12日引け後に発表された金融統計では、国内金融機関の人民元建て新規融資が市場予想を下回っている。一部のアナリストは、「実体経済の下押し圧力を示唆する」と分析した。指数は小安くスタートしたものの、徐々に買いの勢いを増している。もっとも、上値は限定的。米中対立の警戒感が依然と漂っている。
<CS>
13日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比452.81ポイント高(+0.46%)の98773.69で取引を終えた。98321.13から99364.50まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、内需関連への買いが広がったことも指数をサポートした。このほか、年金改革の前進期待が高まっていることが外資の流入観測を高めた。構造改革の環境が改善されていると指摘されている。
【ロシア】MICEX指数 2758.36 +0.24%
13日のロシア株式市場は小幅に5営業日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比6.61ポイント高(+0.24%)の2758.36で取引を終了した。2734.40から2759.16まで上昇した。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。ブレント原
油価格の大幅上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。ホルムズ海峡近くで石
油タンカー2隻が攻撃され、供給への不安から原油価格が上昇。また、企業の増配な
ども引き続き好感された。一方、米中通商協議の不透明感などが引き続き指数の足か
せとなった。
【インド】SENSEX指数 39741.36 -0.04%
13日のインド株式市場はまちまち。前日比15.45ポイント安(-0.04%)の39741.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.85ポイント高(+0.07%)の11914.05で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。アジア市場がおおむね軟調な値動きを示したことが足かせに。また、インフレ率の加速なども圧迫材料。5月の消費者物価指数(CPI)上昇率は3.05%となり、7カ月ぶりの高水準を記録した。
【中国本土】上海総合指数 2910.74 +0.05%
13日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.36ポイント高(+0.05%)の2910.74ポイントと反発した。
中国の政策期待が強まる流れ。経済指標の下振れを受け、「当局は景気重視スタンスを強める」との見方が広がった。12日引け後に発表された金融統計では、国内金融機関の人民元建て新規融資が市場予想を下回っている。一部のアナリストは、「実体経済の下押し圧力を示唆する」と分析した。指数は小安くスタートしたものの、徐々に買いの勢いを増している。もっとも、上値は限定的。米中対立の警戒感が依然と漂っている。
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