概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、ブレント原油価格の上昇が好感
[19/06/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 100688.63 +0.60%
26日のブラジル市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比595.68ポイント高(+0.60%)の100688.63で取引を終えた。100094.59から101126.24まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。構造改革の前進期待が支援材料。年金改革案について、下院で通過するとの見方が広がっている。また、原油価格の上昇もサポート材料。一方、週末に米中首脳会談を控えるため、慎重ムードが強い。
【ロシア】MICEX指数 2775.14 +0.77%
26日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比21.18ポイント高(+0.77%)の2775.14で取引を終了した。2751.51から2778.25まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。一方、指数の上値は重い。今週末に米中首脳会談を控え、見極めるムードが強い。
【インド】SENSEX指数 39592.08 +0.40%
26日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比157.14ポイント高(+0.40%)の39592.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同51.10ポイント高(+0.43%)の11847.55で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨流通高の改善報告が好感された。5月の通貨流通高が高額紙幣の廃止前に比べて22%増加したと報告された。また、銀行の不良債権残高が2020年3月までに8%減少するとの見通しも同セクターの買い手掛かりとなった。ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日までに3日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2976.28 -0.19%
26日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.79ポイント安(-0.19%)の2976.28ポイントと続落した。
米中首脳会談が開催される週末を前に、買いが手控えられる流れ。対中関税「第4弾」を回避し、「貿易戦争の休戦」で合意できるかが焦点となっている。証券株が急落し、全体相場を押し下げた。中信建投証券(601066/SH)がストップ安。26日朝方、「大株主が保有する全株式を売却する」と発表したことが嫌気された。他の証券株にも売りが波及している。足元で上昇が目立っていた産金株、非鉄株も売られた。不動産株や銀行・保険株の一角もさえない。
<CS>
26日のブラジル市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比595.68ポイント高(+0.60%)の100688.63で取引を終えた。100094.59から101126.24まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。構造改革の前進期待が支援材料。年金改革案について、下院で通過するとの見方が広がっている。また、原油価格の上昇もサポート材料。一方、週末に米中首脳会談を控えるため、慎重ムードが強い。
【ロシア】MICEX指数 2775.14 +0.77%
26日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比21.18ポイント高(+0.77%)の2775.14で取引を終了した。2751.51から2778.25まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。一方、指数の上値は重い。今週末に米中首脳会談を控え、見極めるムードが強い。
【インド】SENSEX指数 39592.08 +0.40%
26日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比157.14ポイント高(+0.40%)の39592.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同51.10ポイント高(+0.43%)の11847.55で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨流通高の改善報告が好感された。5月の通貨流通高が高額紙幣の廃止前に比べて22%増加したと報告された。また、銀行の不良債権残高が2020年3月までに8%減少するとの見通しも同セクターの買い手掛かりとなった。ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日までに3日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2976.28 -0.19%
26日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.79ポイント安(-0.19%)の2976.28ポイントと続落した。
米中首脳会談が開催される週末を前に、買いが手控えられる流れ。対中関税「第4弾」を回避し、「貿易戦争の休戦」で合意できるかが焦点となっている。証券株が急落し、全体相場を押し下げた。中信建投証券(601066/SH)がストップ安。26日朝方、「大株主が保有する全株式を売却する」と発表したことが嫌気された。他の証券株にも売りが波及している。足元で上昇が目立っていた産金株、非鉄株も売られた。不動産株や銀行・保険株の一角もさえない。
<CS>