28日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で反落、産金株は高い
[19/06/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
28日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比17.91ポイント(0.60%)安の2978.88ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、18.81ポイント(0.60%)安の3119.99ポイントで取引を終えている。
米中首脳会談を29日に控え、結果を見極めたいとするスタンスが強まった。通商合意に対する楽観も一部でみられるものの、トランプ政権による追加関税の警戒感も依然としてくすぶっている。
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。なかでも、27日に取引再開したスーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)は3.8%安と大幅続落した。米国が禁輸措置を課した中科曙光を巡っては、23日までにファンド各社が株価評価を大幅に引き下げ。24日から売買を一時停止した。取引再開初日の27日にはストップ安している。27日は大手ファンドによる売却が膨らみ、出来高は1億100万株を突破した(売買停止前となる21日の出来高は約2477万株)。このほか運輸株、インフラ関連株、医薬品株、不動産株、消費関連株、自動車株、軍需関連株、金融株なども売られている。
半面、産金株は高い。中金黄金(600489/SH)が4.9%上昇した。セメント株、公益株や交通インフラ株の一角も物色されている。
一方、外貨建てB株は値下がり。上海B株指数が0.17ポイント(0.06%)安の296.90ポイント、深センB株指数が1.14ポイント(0.12%)安の963.25ポイントで終了した。
【亜州IR】
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米中首脳会談を29日に控え、結果を見極めたいとするスタンスが強まった。通商合意に対する楽観も一部でみられるものの、トランプ政権による追加関税の警戒感も依然としてくすぶっている。
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。なかでも、27日に取引再開したスーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)は3.8%安と大幅続落した。米国が禁輸措置を課した中科曙光を巡っては、23日までにファンド各社が株価評価を大幅に引き下げ。24日から売買を一時停止した。取引再開初日の27日にはストップ安している。27日は大手ファンドによる売却が膨らみ、出来高は1億100万株を突破した(売買停止前となる21日の出来高は約2477万株)。このほか運輸株、インフラ関連株、医薬品株、不動産株、消費関連株、自動車株、軍需関連株、金融株なども売られている。
半面、産金株は高い。中金黄金(600489/SH)が4.9%上昇した。セメント株、公益株や交通インフラ株の一角も物色されている。
一方、外貨建てB株は値下がり。上海B株指数が0.17ポイント(0.06%)安の296.90ポイント、深センB株指数が1.14ポイント(0.12%)安の963.25ポイントで終了した。
【亜州IR】
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