26日の香港市場概況:ハンセン0.7%安で4日ぶり反落、石薬集団2.0%下落
[19/07/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
26日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比196.56ポイント(0.69%)安の28397.74ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が77.19ポイント(0.71%)安の10853.17ポイントとそろって4日ぶりに反落した。売買代金は677億9500万香港ドルとなっている(25日は680億5900万香港ドル)。
外部環境の悪化が意識される流れ。昨夜の米株市場では、複数企業の決算内容が下振れし、主要株価指数がそろって下落した。香港・中国でもこれから決算発表が本格化するだけに、投資家の慎重姿勢が強まっている。中国人民銀行(中央銀行)が本日の公開市場操作を見送り、週間で4100億人民元の市場資金を吸収したこともマイナス材料だ。
ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が2.0%安、香港不動産の新世界発展(17/HK)が1.9%安、生命保険のAIAグループ(1299/HK)と食品・飲料の中国旺旺HD(151/HK)がそろって1.6%安と下げが目立った。
業種別では、5Gネットワークや半導体関連が安い。中国通信服務(552/HK)が3.3%、中国鉄塔(788/HK)が2.8%、京信通信系統HD(2342/HK)が2.4%、中興通訊(ZTE:763/HK)が1.0%、ASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が1.3%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が1.0%ずつ下落した。
中国自動車セクターもさえない。北京汽車(1958/HK)が4.5%安、東風汽車集団(489/HK)が1.8%安、広州汽車集団(2238/HK)が1.7%安、長城汽車(2333/HK)が1.4%安と値を下げた。
中国金融セクターも売られる。海通証券(6837/HK)が1.5%安、華泰証券(6886/HK)が1.2%安、招商銀行(3968/HK)が1.3%安、中国工商銀行(1398/HK)が0.9%安、中国人寿保険(2628/HK)が1.0%安で引けた。
他の個別株動向では、ツガミ(6101/東証)の子会社で、工作機械メーカーの津上精密機床中国(プレシジョン・ツガミ・チャイナ:1651/HK)が4.5%安と急落。4〜6月期の40〜50%減益見通しが嫌気された。
このほか、マカオ・カジノの澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)が4.4%安。コタイ地区で建設中の新カジノリゾート「上葡京(グランドリスボアパレス)」について、開業スケジュールの先送りが失望されている。
一方、本土市場は4日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.24%高の2944.54ポイントで取引を終えた。上海自由貿易試験区の関連銘柄が急伸ゼネコン株、運輸株、発電株、医薬品株、不動産株、資源・素材株、ハイテク株なども買われた。半面、保険・証券株は値下がりしている。
【亜州IR】
<FA>
外部環境の悪化が意識される流れ。昨夜の米株市場では、複数企業の決算内容が下振れし、主要株価指数がそろって下落した。香港・中国でもこれから決算発表が本格化するだけに、投資家の慎重姿勢が強まっている。中国人民銀行(中央銀行)が本日の公開市場操作を見送り、週間で4100億人民元の市場資金を吸収したこともマイナス材料だ。
ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が2.0%安、香港不動産の新世界発展(17/HK)が1.9%安、生命保険のAIAグループ(1299/HK)と食品・飲料の中国旺旺HD(151/HK)がそろって1.6%安と下げが目立った。
業種別では、5Gネットワークや半導体関連が安い。中国通信服務(552/HK)が3.3%、中国鉄塔(788/HK)が2.8%、京信通信系統HD(2342/HK)が2.4%、中興通訊(ZTE:763/HK)が1.0%、ASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が1.3%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が1.0%ずつ下落した。
中国自動車セクターもさえない。北京汽車(1958/HK)が4.5%安、東風汽車集団(489/HK)が1.8%安、広州汽車集団(2238/HK)が1.7%安、長城汽車(2333/HK)が1.4%安と値を下げた。
中国金融セクターも売られる。海通証券(6837/HK)が1.5%安、華泰証券(6886/HK)が1.2%安、招商銀行(3968/HK)が1.3%安、中国工商銀行(1398/HK)が0.9%安、中国人寿保険(2628/HK)が1.0%安で引けた。
他の個別株動向では、ツガミ(6101/東証)の子会社で、工作機械メーカーの津上精密機床中国(プレシジョン・ツガミ・チャイナ:1651/HK)が4.5%安と急落。4〜6月期の40〜50%減益見通しが嫌気された。
このほか、マカオ・カジノの澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)が4.4%安。コタイ地区で建設中の新カジノリゾート「上葡京(グランドリスボアパレス)」について、開業スケジュールの先送りが失望されている。
一方、本土市場は4日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.24%高の2944.54ポイントで取引を終えた。上海自由貿易試験区の関連銘柄が急伸ゼネコン株、運輸株、発電株、医薬品株、不動産株、資源・素材株、ハイテク株なども買われた。半面、保険・証券株は値下がりしている。
【亜州IR】
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