14日の中国本土市場概況:上海総合1.6%高で3日ぶり反発、中国貿易統計を好感
[20/04/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
14日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比44.24ポイント(1.59%)高の2827.28ポイントと3日ぶりに反発した(上海A株指数は1.59%高の2963.04ポイント)。終値では、約1カ月ぶりの高値水準を回復している。
投資家のリスク選好姿勢が強まる流れ。取引時間中に公表された3月の中国貿易統計では、人民元ベースの輸出が3.5%減と予想(12.8%減)よりも落ち込まず、輸入は2.4%増と予想(7.0%減)に反して拡大したことが明らかにされている。新型コロナウイルス感染拡大の影響があるにもかかわらず、貿易持ち直しの兆しがみられたことで、中国の経済活動正常化が早まると期待された。また、新型コロナウイルスの過度な警戒感がやや後退したこともプラス。国営メディアは14日、「中国は新型コロナに対する新たなワクチン2種の臨床試験を許可した」と報じた。
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。IC設計の上海書爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が6.3%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が5.0%高で引けた。証券株も高い。中信建投証券(601066/SH)が8.9%上昇した。消費関連株もしっかり。白酒(中国の蒸留酒)メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.0%高で取引を終えた。このほか不動産株、自動車株、素材株、医薬品株、インフラ関連株なども買われている。
外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が2.94ポイント(1.37%)高の217.94ポイント、深センB株指数が13.49ポイント(1.65%)高の831.94ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
<FA>
投資家のリスク選好姿勢が強まる流れ。取引時間中に公表された3月の中国貿易統計では、人民元ベースの輸出が3.5%減と予想(12.8%減)よりも落ち込まず、輸入は2.4%増と予想(7.0%減)に反して拡大したことが明らかにされている。新型コロナウイルス感染拡大の影響があるにもかかわらず、貿易持ち直しの兆しがみられたことで、中国の経済活動正常化が早まると期待された。また、新型コロナウイルスの過度な警戒感がやや後退したこともプラス。国営メディアは14日、「中国は新型コロナに対する新たなワクチン2種の臨床試験を許可した」と報じた。
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。IC設計の上海書爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が6.3%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が5.0%高で引けた。証券株も高い。中信建投証券(601066/SH)が8.9%上昇した。消費関連株もしっかり。白酒(中国の蒸留酒)メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.0%高で取引を終えた。このほか不動産株、自動車株、素材株、医薬品株、インフラ関連株なども買われている。
外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が2.94ポイント(1.37%)高の217.94ポイント、深センB株指数が13.49ポイント(1.65%)高の831.94ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
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