概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、景気対策への期待が高まる
[20/04/20]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 78990.29 +1.51%
17日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1178.44ポイント高(+1.51%)の78990.29で取引を終了した。77754.5から79846.4まで上昇した。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。この日のアジア市場や欧米市場がおおむね堅調だったことが好感され、ブラジル株への買いも広がった。また、欧米におけるロックダウン(都市封鎖)の緩和観測も世界景気の一段悪化懸念をやや緩和させた。このほか、中国のマイナス成長に伴う景気対策の追加期待が高まっていることが好感された。
【ロシア】MICEX指数 2534.97 +0.79%
17日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比19.92ポイント高(+0.79%)の2534.97で取引を終了した。2516.87から2556.42まで上昇した。
買いが先行した後はプラス圏で一進一退の展開を示した。欧米で実施されているロックダウン(都市封鎖)がある程度緩和されるとの期待が好感され、世界景気の先行き不安はやや後退した。また、中国の景気回復期待も支援材料。このほか、原油価格の上昇期待から資源の一角にも買いが広がった。
【インド】SENSEX指数 31588.72 +3.22%
17日のインドSENSEX指数は続伸。前日比986.11ポイント高(+3.22%)の31588.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同273.95ポイント高(+3.05%)の9266.75で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが支援材料。地元メディアによると、政府は第2弾となる景気刺激策を検討しているという。また、雇用刺激策を検討されていると報じられている。
【中国本土】上海総合指数 2838.49 +0.66%
17日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比18.56ポイント高(+0.66%)の2838.49ポイントと続伸した。約5週ぶりの高値水準を回復している。
政策期待が強まる流れ。新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化を和らげるために、中国当局は経済対策を強化するとの観測が広がっている。取引時間中に公表された各種経済統計が総じて悪化するなか、来週20日に公表される事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、一段の引き下げが想定される状況だ。注目の1〜3月期GDP成長率は前年同期比マイナス6.8%。前四半期(19年10〜12月)の実績(プラス6.0%)から大幅に悪化し、市場予想(マイナス6.0%)以上の落ち込みを記録している。新型コロナの感染拡大を受け、1月下旬から経済活動が停滞したことによるもの。四半期ベースの公表が始まった1992年以降で、初のマイナス成長となる。
<CS>
17日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1178.44ポイント高(+1.51%)の78990.29で取引を終了した。77754.5から79846.4まで上昇した。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。この日のアジア市場や欧米市場がおおむね堅調だったことが好感され、ブラジル株への買いも広がった。また、欧米におけるロックダウン(都市封鎖)の緩和観測も世界景気の一段悪化懸念をやや緩和させた。このほか、中国のマイナス成長に伴う景気対策の追加期待が高まっていることが好感された。
【ロシア】MICEX指数 2534.97 +0.79%
17日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比19.92ポイント高(+0.79%)の2534.97で取引を終了した。2516.87から2556.42まで上昇した。
買いが先行した後はプラス圏で一進一退の展開を示した。欧米で実施されているロックダウン(都市封鎖)がある程度緩和されるとの期待が好感され、世界景気の先行き不安はやや後退した。また、中国の景気回復期待も支援材料。このほか、原油価格の上昇期待から資源の一角にも買いが広がった。
【インド】SENSEX指数 31588.72 +3.22%
17日のインドSENSEX指数は続伸。前日比986.11ポイント高(+3.22%)の31588.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同273.95ポイント高(+3.05%)の9266.75で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが支援材料。地元メディアによると、政府は第2弾となる景気刺激策を検討しているという。また、雇用刺激策を検討されていると報じられている。
【中国本土】上海総合指数 2838.49 +0.66%
17日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比18.56ポイント高(+0.66%)の2838.49ポイントと続伸した。約5週ぶりの高値水準を回復している。
政策期待が強まる流れ。新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化を和らげるために、中国当局は経済対策を強化するとの観測が広がっている。取引時間中に公表された各種経済統計が総じて悪化するなか、来週20日に公表される事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、一段の引き下げが想定される状況だ。注目の1〜3月期GDP成長率は前年同期比マイナス6.8%。前四半期(19年10〜12月)の実績(プラス6.0%)から大幅に悪化し、市場予想(マイナス6.0%)以上の落ち込みを記録している。新型コロナの感染拡大を受け、1月下旬から経済活動が停滞したことによるもの。四半期ベースの公表が始まった1992年以降で、初のマイナス成長となる。
<CS>